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本の要約サービス「flier」 SNSで人気の大阪・鶴見「正和堂書店」でコラボフェア

 累計会員数が114万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営するフライヤーは3月12日、大阪市鶴見区の正和堂書店と業務提携し、2月21日から「flier」フェアを実施していることを発表した。大阪府の書店チェーンでは初の開催となる。

 フライヤーによると、正和堂書店は創業50年を超え、現在は創業者の孫である小西康裕さんと弟の悠哉さんが3代目として経営している。アイスバー、クリームソーダ、ポップコーンなど多彩なデザインのオリジナルブックカバーが話題を呼び、SNSの総フォロワー数は15万人を超えるなど、独自の取り組みが好評を得ているという。

 今回のフェアでは、flierで要約を公開している書籍の中から、「月間ランキング」「話題の本」「第1位の本だけを集めました」の3つのカテゴリーに分けて、30銘柄の書籍を展開しちえる。展開書籍は、今後順次入れ替えながら、継続していく予定。

 flierが「ネットとリアル書店の融合」をテーマに実施している書店との連携企画では、各書籍のPOPに付けたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、通常は有料の要約文を、誰でも無料で「立ち読み」することができる。本の大筋を捉えてもらうことで、来店者の興味を高め、“いま出会うべき本”を選べる仕組み。

正和堂書店コメント

 正和堂書店は、1970年創業、大阪市鶴見区に店舗を構えるまちの本屋です。本離れ・書店離れが進む中、「持続可能な書店」を目指しSNSでの発信やブックカバープロジェクトなどに取り組んでおります。おかげさまで、SNSではたくさんの方に応援していただいており、総フォロワー数は15万人を超えました。今回、フライヤー棚を導入することで、お客様の本選びをお手伝いし、新しい発見を促すきっかけを提供できればと思っています。また、様々な視点から本を提供することで、お客様自身にとって重要な本と出会えるよう期待しております。

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