日本出版取次協会(取協)と日本雑誌協会(雑協)は10月18日、2025年度「年間発売日カレンダー」を発表した。年間稼働日は253日間、「休配日(土曜日付)」は前年度から1回減の年36回となった。
2022年度に実現した「週5日以内稼働」を堅持し、日本書店商業組合連合会と意見交換を行った結果、年度はじめの売上面を考慮し、繫忙期にあたる4月の第2週土曜日は稼働日とした。
取協と雑協は「出版物流は、まだまだ多くの課題を抱えているのが実状である。今後も両団体で持続的で安定した流通に配慮し、発売日に関連する根本的な考え方を各方面と議論し、効果的な輸送計画、業量平準化などを引き続き検討していく」とコメントしている。
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