日本出版取次協会(取協)と日本雑誌協会(雑協)は11月2日、2024年度「年間発売日カレンダー」を発表した。年間稼働日は253日間、「完全土曜休配(輸送会社の集荷作業なし)」は前年度の年25回から12回増の年37回となった。
2022年度に実現した「週5日以内稼働」の継続を柱に、日本書店商業組合連合会と意見交換した結果、年度はじめの売上面を考慮し、繫忙期に当たる4月の第1週土曜日は稼働日とした。
取協と雑協は「設定した休配日はすべて完全休配日となり、出版物流を支える方々の休暇取得が促進されることを願う。今後も両団体で持続的で安定した流通に配慮し、発売日に関連する根本的な考え方を各方面と議論し、効果的な輸送計画、業量平準化などを引き続き検討していく」とコメントを発表している。
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