北海道や関東で複合書店コーチャンフォーを展開する株式会社リラィアブルは、このほどつくば市とSDGs推進にかかわる包括連携協力に関する協定を締結した。
包括連携協定は①教育による次世代育成の推進に関すること②市政情報の発信・広報に関すること③文化・芸術の振興に関すること④地域の安心・安全の確保に関すること⑤自転車のまちづくりの推進に関すること⑥地域経済の活性化に関すること⑦その他持続可能なまちづくりの実現に関すること―の7点。
2月7日にはつくば市役所でリラィアブルの佐藤暁哉代表取締役社長と、同市の五十嵐立青市長などが参加して締結式が開かれた。
コーチャンフォーは全国に8店舗を展開し、つくば店は2022年10月に関東地方で若葉台店に続く2店舗目としてオープン。開店時から、つくば市の要請で「つくチャリ」のサイクルポートを設置し、23年度に1000回以上利用されている。23年4月からは企業版ふるさと納税を活用し、児童書1冊につき10円を同市の「子どもの未来支援事業」に贈る活動を開始。23年4月から24年1月までに58万9700円を寄附した。
このほか、中学生の職場体験の受入れや、災害時の避難所としての駐車場の提供、交通安全イベントなどで連携を続けている。また、店舗で販売されなくなった文房具を同市に寄贈することなどを検討している。
若葉台店が所在する稲城市でも、市内の保育施設へクリスマスプレゼントとして文房具など年間50~60万円相当の物品を寄附。また、農業委員会と協力して、稲城市内の農家による野菜市開催のため店舗の駐車場を提供。これらの取組によって、21度と22年度の2回にわたり稲城市から市政功労賞を受賞している。
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