小学館は7月16日、XR技術を使ったビジネスを開発する新会社として「株式会社THRUSTER(スラスター)」を設立したと発表した。THRUSTERは「株式会社LATEGRA(ラテグラ)」から事業譲渡を受けた制作チームXR COMMUNICATION DIVISION(以下XRCOM)が中心となって、同日から業務を開始した。
XRCOMは、今までも小学館と協業して、高い技術力を活かしてメタバース「S-PACE(スペース)」の開発や、コミック作品の3Dコンテンツ制作を担当してきたという。「今後はグループ会社の一員として、小学館が持つ膨大なコンテンツを、DIGITAL・VR・AR・AIなどのテクノロジーと掛け合わせた新たなコンテンツやサービスの開発を加速させていく。また、国内のみならず、広く海を越えてグローバルに展開させていく」としている。
なお、XRCOMは小学館以外の企業のとも広く連携・協業していく。「さまざまなパートナーの皆さまとともに、人々の未来への想いや希望を大事にした、暮らしをアップデートするコンテンツやサービスの提供を目指す」と呼びかけている。
〈新会社概要〉
会社名:株式会社THRUSTER(スラスター)
本社所在地:東京都千代田区一ツ橋2-3-1
サテライト:東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI402 株式会社LATEGRA内
設立:2024年6月11日
役員:代表取締役=嶋野智紀(小学館取締役)
:取締役=佐藤慶子(LATEGRA取締役)
:取締役=金田良輔(小学館)
:監査役=九嶋倫子(一ツ橋マネジメント)
資本金:1億円
HP:https:/www.thruster.co.jp/
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