中央公論新社と代々木アニメーション学院は9月1日、出版、映像、Webなどの分野で、新人や若手のイラストレーター、クリエイターに活躍の場を提供し、新しい才能の発掘に寄与することを目的とした包括連携協定を結んだと発表した。今後、協業してさまざまな施策を推進していく。
今回の協業により、中央公論新社が刊行・配信する書籍、雑誌、絵本、Webコンテンツ内のイラストやマンガなどのビジュアルを、代々木アニメーション学院の在学生が担当することで、刊行物の価値を高めると同時に、新たな人材の発掘に寄与する。
代々木アニメーション学院は、授業の一環として制作に取り組み、中央公論新社への作品提供を行うことで、学生たちにプロとしての仕事を経験させ、卒業後のエンタメ業界での活躍の可能性をより高めることを狙っている。
また、NFT(Non-Fungible Token)などを活用したデジタルビジネスでも協業し、新たな事業を創造する。
中央公論新社では「これらの取り組みを通じて、いわゆるZ世代やα世代の若者が活字に親しむきっかけを作りたい」としている。すでに書籍やWebメディア「婦人公論・jp」では、代々木アニメーション学院がイラストやマンガの提供を行い、刊行、配信を行っているという。こうした取り組みをより広範に進めていくため、協定を締結した。
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