日本出版販売株式会社(日販)は3月27日、書店向け発注プラットフォーム「NOCS0(ノックスゼロ)」の利用書店が2200店を突破したことと、新たに「情報配信」機能の提供開始を発表した。また、夏から秋にかけて全商品の事前発注ができるようにする。
新機能となる「個店別のメッセージ配信」と「動画配信プラットフォーム『N-Pla(エヌプラ)』の実装」は3月28日から提供を開始する。
「個店別のメッセージ配信」は、商品情報や販促情報などを個店別に最適化し、メッセージ配信する。動画配信プラットフォーム「N-Pla(エヌプラ)」は、日販が提案する「書店祭」などの店頭企画を動画で紹介するプラットフォーム。
さらに今夏から秋にかけて、新刊の店頭在庫分の事前申込サービス「アドバンスMD」と新刊の客注分の事前申込サービス「近刊予約」を統合した「事前申込」機能を稼働。「NOCS0」で発売前のすべての商品が事前に申し込み可能になる。
「NOCS0」は日販の取引口座を持つ書店が無料で利用できる発注プラットフォーム。2023年9月にサービス提供を開始し、3月時点で利用書店は2200店を超え、1万人以上のユーザーが利用している。
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