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第13回「書店大商談会」特集号

【日経BP】「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

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効率化だけでなく、豊かな時間につながる視点も盛り込む

 累計25万部を数える「ベストセラー100冊」シリーズの第5弾が初刷1万3000部で刊行された。「文章術」「話し方」「勉強法」「お金」を手掛けた同シリーズは、テーマごとに書籍を100冊以上集めて著者の2人がすべて読み込み、多くの本が紹介している特徴的な主張を多いものから順に紹介。ポイントを的確につかみながら体系化している点が評価され、ヒットにつながっている。

 「時間術」はシリーズのコンセプトとマッチしていると考え、著者の小川真理子さんがかねてより取り組みたいテーマとして挙げていた。今回選んだ本の刷り部数を公表されている範囲で合計すると1000万部を超えるという。効率化や段取りの方法を紹介するだけでなく、どうすれば豊かな時間を過ごせるかの視点も大事にし、例えば、時間の意味を問う『モモ』や、哲学的な要素も必要だとして『存在と時間』『人生の短さについて』『自省録』なども収録している。

 同社では、「関連本が多く、どれを選べばいいかわからない」という人が、自分に本当に役立つ本を選ぶための案内として使ってもらえたら」とし、「気になる項目があれば、ぜひ元本もめくってみてほしい」としている。事前注文も好調で、今後は新聞広告を中心に広告宣伝を強化するという。A4パネルやPOPも用意している。

時間術ベストセラー100 冊 POP

日経BP BOOKSユニット 第1編集部 宮本沙織

人生の時間を
どう使うのかを問う1冊

 累計25万部を突破した本シリーズの第5弾は「時間術」です。多くの方が意識している「タイパ」。読書にもタイパを求める方が、増えているのではないでしょうか。

 本書には、『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン著、高橋璃子訳/かんき出版)、『とにかく仕組み化』(安藤広大/ダイヤモンド社)といった昨今のベストセラーだけでなく、歴史的名著のエッセンスも収集しています。

 そうした、「達人たち100人が重視している時間術ポイントを、最短時間で読み、より重要なもの・自分に合うものからすぐ実践できる」ように工夫を凝らしました。

 物事を計画的・効率的に進めたい、先延ばしグセを直したいなどのスキルが身につくだけでなく、「限りある人生の時間を、どう使うか」という、人生の問いに答えることのできる1冊です。












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