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『「能力」の生きづらさをほぐす』 どく社

四六判/264㌻/定価2200円

組織開発の専門家が示す“他者と生きる知恵”

 「行きすぎた能力社会じゃ、幼い子どもを残して死にきれない!」ガン闘病中の著者は、企業をはじめ、学校や病院、スポーツチーム、ときには家族に寄り添いながら、人と人とのより良い関係性づくりに尽力する組織開発の専門家。能力主義社会の広がりが、人間関係の息苦しさを生んでいると指摘します。

 本書の設定は、15年後。急降下した上司の評価で病める息子を救うため、あの世からやってきた著者(母)が、子どもたちと対話しながら“他者と生きる知恵”を示します。末澤寧史・多田智美(どく社)

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