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	<title>インタビュー Archives - BookLink</title>
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	<title>インタビュー Archives - BookLink</title>
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		<title>「カレンダーを出す」という特別感を取り戻したいハゴロモに聞くカレンダー市場の最新動向</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 10 Aug 2025 08:31:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BookLinkニュース]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　 　年末の書店店頭を華やかに彩るカレンダー。長年にわたり多彩なラインナップを提供してきたのが、カレンダーメーカー大手のハゴロモだ。タレント、アニメ、動物、風景、アスリート─時代の空気を切り取りながら、人々の暮らしに彩り [&#8230;]</p>
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<p></p>


<div class="wp-block-image">
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<p>　</p>



<p></p>



<p>　年末の書店店頭を華やかに彩るカレンダー。長年にわたり多彩なラインナップを提供してきたのが、カレンダーメーカー大手のハゴロモだ。タレント、アニメ、動物、風景、アスリート─時代の空気を切り取りながら、人々の暮らしに彩りを添える季節商品の魅力とは。最近のカレンダー市場の動向などについて、ハゴロモ出版企画部・桐山智行氏に話を聞いた。</p>



<p><strong>─カレンダーは40年以上作られているんですね</strong></p>



<p>　1980年代から90年代にかけて、アイドルや芸能人のカレンダーを多数手がけてきました。昔も今もカレン<br>ダーはもらうものというのが主流ではありますが、好きなカレンダーを買うという提案を始めたのも当社だった<br>と聞いています。<br>　今もタレント、アニメ・キャラクター、動物、風景、アスリートなど、各ジャンルで時代を象徴するコンテンツを<br>カレンダー化しており、特に年末シーズンに店頭を彩る季節販売商品として好評です。また、書店などの店頭<br>を使った発売記念イベントの企画・開催を通じて、販売促進しています。さらに、企業の配布・販促用、ファンクラブ向けカレンダーなどの提案、制作・製造もしています。<br>　書店向けには毎年、同業他社と共同で全国の書店に貼るポスターを作って、予約を受け付けています。</p>



<p><strong>─カレンダー市場の動向はいかがですか。</strong></p>



<p>　書籍など出版業界が厳しいのと同様、カレンダーの市場も縮小しています。昔は10万部でヒットでしたが、<br>現在は1万部がその水準になっています。一方、サイズの違いなどはありますが、タイトル数はおそらく3倍<br>ほど増えています。価格もタレントものですと1980年代は1800円くらいでしたが、今は3000円台が主流です。<br>ただ、カレンダーはコアなファンが年に1回必ず買ってくれたりしますので、値上げによる大きな影響はそれほ<br>ど感じません。</p>


<div class="wp-block-image">
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<p><strong>客単価を上げる戦略にシフト</strong></p>



<p><strong>─御社での取り組みを教えてください。</strong></p>



<p>　当社は毎年100タイトル前後のカレンダーを出版しています。その6割ほどが女性・男性タレントです。今<br>は昔ほど突出した人気コンテンツが少なく、趣味やファンも細分化されていますので、それだけ多くのタイトル<br>が出てきています。<br>　ですから、当社では部数ではなく、客単価を上げる戦略にシフトしています。例えば、声優や2・5次元俳優などのコアなファン向けカレンダーを増やし、発売記念イベントや握手会を開催したり、VIP向けに限定施策を販売していたりします。</p>



<p><strong>─最近、人気のジャンルは。</strong></p>



<p>　動物カレンダーは犬や猫が中心ですが、依然として人気がありますね。例えば、当社の『開運!! にゃん<br>たまωカレンダー』のように、より〝とがった〟企画のカレンダーも増えています。出版社さんが雑誌などで<br>掲載している面白い企画を、当社がカレンダー化するケースもあります。</p>



<p><strong><strong>─サイズも変わってきていますか。</strong></strong></p>



<p>　カレンダーにはデジタルでは味わえない紙の価値が残っています。男性向けは大型サイズ、女性向けやキャラクターものは小型サイズや卓上サイズが現在の主流です。また、コロナ禍でテレワークが増えて、卓上カレンダーの需要が一気に高まりました。</p>



<p><strong>─カレンダー販売における今後の展望は。</strong></p>



<p>　当社は特に、「広く浅く」売ることから、「狭く深く」売ることへと移行しています。コアなファンにより喜んでい<br>ただける商品や体験を創造し、提供する会社になりたいと考えています。<br>　一方、業界の展望としては、かつてのように「カレンダーを出すことがステータス」という価値を取り戻した<br>いと思っています。タレントというと、昔は一握りの人気アイドルしかカレンダーを出せなかったですし、カレン<br>ダーを発売すること自体が「お祭り」のような存在でした。カレンダーを出すという特別感を取り戻したい気<br>持ちもあります。<br>　例えば、日本最大級の野外音楽フェスティバル「フジロックフェスティバル」の出演者ラインナップが、例年<br>渋谷駅前の大型ビジョンで発表され、それを見に多くのファンが集まります。あのようなワクワク感を作り出せ<br>ないか、昔あった年末の風物詩的な雰囲気を取り戻したいです。</p>



<p><strong>─ありがとうございました。</strong></p>
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		<title>「戦後80年」の今夏に80歳絵本作家・五味太郎さんが語る絵本づくりの思い本屋さんへの期待</title>
		<link>https://book-link.jp/media/archives/20855</link>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 23 Jun 2025 10:08:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BookLinkニュース]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　 　数多くの人気絵本を生み出し、国内外で多くの賞も受賞してきた絵本作家の五味太郎さん。1973年に第１作となる絵本を発表してから400冊以上の作品を手がけ、今年５月にも「第30回日本絵本賞」の最高賞である大賞を『ぼくは [&#8230;]</p>
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<p></p>


<div class="wp-block-image">
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<p>　</p>



<p></p>



<p>　数多くの人気絵本を生み出し、国内外で多くの賞も受賞してきた絵本作家の五味太郎さん。1973年に第１作となる絵本を発表してから400冊以上の作品を手がけ、今年５月にも「第30回日本絵本賞」の最高賞である大賞を『ぼくは ふね』（福音館書店）で受賞した。今も第一線で活躍している五味さんは、「戦後80年」の今年８月に80歳を迎える。それを前に、五味さんに絵本づくりにかける思いや書店への期待などについて聞いた</p>



<p><strong>絵本は子どもも読める本</strong></p>



<p><strong>ーーどのような思いで絵本をつくられていますか。</strong></p>



<p>　絵本を描き始めた頃から子ども向けとは意識しておらず、むしろ子どもも読める本という感じで描いています。初期の頃は出版社に原稿を持ち込んだりしていましたが、そこでも「子どもに何を伝えたいのですか」と聞かれ、「いや、特にないです」と答えていましたね。</p>



<p>　実際、この10年間ほどで「絵本は子どものための本」という世間の意識も変わってきたと感じています。僕の講演会も今までは聴衆の８割方が女性と子どもで、大人の男性はぽつっと後ろの方にいるぐらいでした。最近はちょっと様子が変わってきて、今年１月頃に宇都宮、前橋の図書館を回って話したときは男性も結構いました。絵本に興味を持つ大人の男性も増えているようです。<br>　絵本を「子どもの本」だと決めつけてしまったら、もったいない。「見える」「考える」「感じる」という絵の原理を使った表現が面白くて、それを探っていたら、まだ５冊、６冊描いていたぐらいの時期に、海外から声がかかって、ほかの国にも伝わっていきました。意外と絵本的な表現ができる男だったらしく、気が付いたら50年経っていたという感じですね。</p>



<p><strong>ーー表現したいことが絵本という形になっているのですね。</strong></p>



<p>　僕が絵本を描いているのは、言葉と絵がからんで何ページか展開していく、この表現が好きだからです。そもそも、本の形がとても好きなんです。もしかしたら、幼い頃の環境が影響しているのかもしれません。親父の部屋には本が積んであって、夜になるとタイプライターの音がしている。なんとなくかっこよくて、いまもそういう世界に対する憧れが、どこかにあるんでしょうね。<br>　本の良いところは、個人が書いて個人が読むという関係です。テレビとは違って、自分のペースで読めます。わからなくなったら３ページ前に戻るみたいなことが自由にできます。この感覚は貴重です。</p>



<p>　紙の本は昔からありますが、例えば博物館で見ても、形は今とほとんど変わっていない。こんなに安定していて変わらない商品も珍しい。長い歴史を勝ち抜いた理想的なメディアですから安心できます</p>



<p><strong>面白い本屋さんが出てきている</strong></p>



<p><strong>ーー書店にはよく行かれるんですか。</strong></p>



<p>　以前、東京・早稲田に住んでいた頃は、近くにたくさんの本屋さんや古本屋さんがあったので、回っていると面白い本を見つけて、喫茶店でお茶を飲みながら１日が潰れました。今は時間があるときに本屋さんに行って、面白そうな本を買ってきて積んでいます。</p>



<p><strong>ーーいま全国で書店が減っています。</strong></p>



<p>　はっきり言って今の日本には、ぶらりと立ち寄って数時間いられる魅力的な本屋さんが少ないと感じますね。「海外がいい」とか言うのは好きではありませんが、海外に行った時、なんでこういう本屋さんが日本にもできないのかと、思わされる本屋さんをたくさん見ます。昨年の暮れ、久しぶりにクリスマスシーズンのニューヨークに行きましたが、やっぱり本屋さんのたたずまいが違います。人もいっぱいいましたし、長い時間を過ごせる場所でした。<br>　日本でも面白い本屋さんがあれば、人は絶対に来るでしょう。最近は少しずつ若い人が面白い本屋さんを始めていますね。あれは「本って面白いよね」「本ってかっこいいよね」というウェーブなんでしょう。東京・下北沢にある「本屋Ｂ＆Ｂ」のスタッフを知っていますが、あの店は取次に任せず、本を彼らが選択しているから面白いのです。</p>



<p><strong><strong>ーー</strong>これまでの作家生活を振り返って</strong></p>



<p>　絵本を読むのが好きな子どもも大人もいて、僕は彼らに向けて描いています。ただ、子どもは本気で読んでくれる一番すごい読者だと思います。彼らに見放されたらヤバイという感じで、「絶対に次のページをめくらせてやろう」「最後まで読んだら、もう一度読み返したくなるような構造を持たせよう」と思いながら描いています。<br>　また、僕は初期の頃に、良い編集者と出会ってきたと思います。「五味さんがやりたいことを世の中に問いましょう」というスタンスの編集者と出会えました。すでにリタイアしている人が多いですが、作品を作るときに、判断基準の一つとして数人の編集者が浮かんできます。そんな編集者たちに出会えたのは、本当にラッキーでした。</p>



<p><strong>ーーありがとうございました</strong></p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>（本紙『The Bunka News』2025年6月3日付掲載インタビューから抜粋）</p>



<p>ごみ・たろう　1945年東京調布市生まれ。桑沢デザイン研究所ID科卒。工芸デザイン、グラフィックデザインを経て、絵本を中心とした創作活動に入る。『みんなうんち』『きんぎょがにげた』（いずれも福音館書店）、『らくがき絵本』（ブロンズ新社）など400冊を超える作品を発表。海外でも15カ国以上で翻訳・出版されている。サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画賞、路傍の石文学賞、日本絵本大賞など受賞多数。</p>
</blockquote>



<p></p>
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		<item>
		<title>【著者インタビュー】『夏の匂いがする』（マイクロマガジン社）　木爾チレンさんに聞く</title>
		<link>https://book-link.jp/media/archives/18349</link>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Dec 2024 00:35:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BookLink12月号]]></category>
		<category><![CDATA[特集企画]]></category>
		<category><![CDATA[BookLinkニュース]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[木爾チレン]]></category>
		<category><![CDATA[マイクロマガジン社]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>“夏の少女たちのきらめきをちりばめた”文学賞受賞作を収録する初期作品集 　2010年に「女による女のためのR-18文学賞」で優秀賞を受賞して以来、少女の痛みに寄り添った作品で多くの若者に支持されてきた作家・木爾チレンさん [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image img-border">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="692" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872-692x1024.jpg" alt="" class="wp-image-18350" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872-692x1024.jpg 692w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872-405x600.jpg 405w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872-768x1137.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872-1037x1536.jpg 1037w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/7575ee9d77a3a0d0d104655c0e227872.jpg 1194w" sizes="auto, (max-width: 692px) 100vw, 692px" /><figcaption class="wp-element-caption">四六判／248ページ／定価１８１５円</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">“夏の少女たちのきらめきをちりばめた”<br>文学賞受賞作を収録する初期作品集</h2>



<p>　2010年に「女による女のためのR-18文学賞」で優秀賞を受賞して以来、少女の痛みに寄り添った作品で多くの若者に支持されてきた作家・木爾チレンさん。12月18日搬入で、活動初期の作品をまとめた短編小説集『夏の匂いがする』が刊行される。本作に込めた思いや、作家として大切にしていること、これから書きたいテーマなどについて話を聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：山口高範、構成：市川真千子）</strong></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="400" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a-400x600.jpg" alt="" class="wp-image-18352" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a-400x600.jpg 400w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a-682x1024.jpg 682w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a-768x1152.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a-1024x1536.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/75c140d3601436d9bf49d9f8aa3af58a.jpg 1333w" sizes="auto, (max-width: 400px) 100vw, 400px" /><figcaption class="wp-element-caption">木爾チレンさん（©篠部雅貴）</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">今の感性で発表できることの幸せ</h2>



<p><strong>　――『夏の匂いがする』は初期の作品集ということですが、書籍として刊行される気持ちをお聞かせください。</strong></p>



<p>　収録作『溶けたらしぼんだ』は、14年前にR-18文学賞優秀賞を受賞したデビュー作になります。およそ600作の中から選んでいただいた作品ですし、この頃に書いた作品を私自身すごく好きで、いつか本にしたいという思いがありました。でも書籍にまとめるには５作品ほど書きためる必要があって、当時は作品がボツになることが多く、心が折れて小説を書けなくなった時期もありました。</p>



<p>　ただ、初期の頃は今に比べると無駄な文章も多かったので、過去の作品を今の感性で改稿して発表できるというのは、結果的に幸運だったと思っています。</p>



<p><strong>　――全編にわたり改稿をされたということですが。</strong></p>



<p>　作家活動初期の“あるある”かもしれませんが、昔は書き過ぎてしまっていたように思います。比喩を多く使いたがったり、その一文だけでいいのに何か書き足したくなったり。「上手に見られたい」という気持ちもあったからだと思います。でも書き続けているうちに、ストレートな文章のほうが届くときがあるし、脚色する部分としない部分の書き分け方がわかってきたんです。だから今回どの作品も３分の１ほど文章量は削っていますが、印象は変わっていないし、温度感はむしろ上がっていると思います。</p>



<p>　『溶けたらしぼんだ』は性をテーマに募集された賞へ向けて書いたので、性描写が多く含まれており、読んだときに恥ずかしいと思ってほしくない気持ちで改稿しました。</p>



<p>　過激な性描写はなくしつつ良さを失わないようにするのが難しかったですが、作品の持つ雰囲気や感情は残しながらいい意味で雑味がとれたと感じています。でも改稿前の作品も荒々しくて良いと思うので、読み比べるのも面白いかと。</p>



<p>　<strong>――本作では各作品についてご自身の思いを綴られていますが、この構成にした背景を教えてください。</strong></p>



<p>　私が少女の頃、漫画家さんが初期短編集で一話ずつコメントを書かれていて、それを読むのがすごく好きだったんです。小説もあとがきがあるものが好きなのですが、一話ずつコメントが付いた小説は見たことがなかったのでやってみたいと思いました。</p>



<p>　作品の邪魔にはならないように、時間をかけてコメントを考えましたね。やっぱり作者の思いが少しでもわかると、物語からすごく愛を受け取れる気がするんです。私もそうやって、読者の方々と近しくなりたいという思いがありました。</p>



<p>　最後の『夏の匂いがする』だけは、話の後ではなく前にコメントを入れました。その前の『溶けたらしぼんだ』と同じ人物が登場していて連作のような雰囲気なので、それをわかってもらって読んだほうが面白いかなと。やっぱり小説は小説の余韻で終わるのが一番いいのではという気持ちもありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">生と死、あの世とこの世、友情と恋情</h2>



<p>　<strong>――「生と死」など、相対するものが絶妙なバランスで構成されているのが印象的でした。</strong></p>



<p>　生と死を扱うのは、吉本ばななさんの影響が大きいです。生と死をテーマにされている作品が多く、彼女の小説がとても好きなので。私は小さな子どもの頃から「死ってどういうものなんだろう」とよく考えてきました。だから吉本ばななさんの小説に感銘を受けて、自分も同じテーマで書いてみたいと思ったのかもしれないですね。</p>



<p>　生と死のバランス感というのは、自分の性格から来ていると思います。若い頃は「死にたい」と「自分、最高！」という気持ちが毎日のように入れ替わっていて、あの世とこの世を行き来しているような心のバランスで生きてきたので、それが小説に反映されているのかなと思います。</p>



<p>　<strong>――女性同士の友情・恋愛どちらともとれない関係性を書かれていますが、そのテーマヘの思い入れとは？</strong></p>



<p>　女の子同士って、私がこの世で一番尊いと思っている関係性なんです。“仲が良い”という一言ではまとめられなくて、うらやましい、ここがにくたらしい、でも一緒にいると楽しい、みたいな、好きと嫌いが混在しているような関係。いろんなことを思いつつも一緒にいるというのが面白くて、男女や男同士にはない、美しい関係性だなと思っています。</p>



<p>　<strong>――なぜ「夏」を題材にしたのでしょうか。</strong></p>



<p>　私、夏が好きなんです。半袖から風が入ってくる感覚とか、湿気のせいなのか生地の柔らかい感じとか、夏に着る制服の心地よさをよく覚えています。それに、中学生の時すごく楽しくて、時間が過ぎるのが本当に嫌だったんですよ。でも夏は卒業までまだ時間があって、自分が永遠にそこに留まれるような、ずっと制服を着て教室にいられるような感覚が好きでした。</p>



<p>　お祭りにクラスの男女で行ってドキドキしたり、みんなが開放的になるのもよかったですね。それから打ち上げ花火の匂いや空から降ってくる感じ、儚さ。こんなにきれいなものが世の中に存在するんだって、涙が出るくらい感動します。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="534" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-1024x534.jpg" alt="" class="wp-image-18390" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-1024x534.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-600x313.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-768x400.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-1536x801.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1-2048x1068.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">少女の感性を失わないように生きる</h2>



<p>　――<strong>過去の作品を振り返り、現在と変わらない点・変わった点を教えてください。</strong></p>



<p>　昔も今も一貫しているのは、少女の頃にしか感じられない空気感、痛み、些細な感情の機微を大切に書き続けている点です。私自身、ずっと少女の感性を失わないように生きてきて、それが強みだと思っているので、これからもずっと書き続けていくと思います。</p>



<p>　変わった点は、昔は自分がいいと思うものを書くことが一番で、独りよがりな文章だったように思います。今は、自分が面白いと思う作品を書きたいのと同じくらい、読者に届いてほしいという気持ちが大きいですね。</p>



<p><strong>　――小説を書く上で大切にしていること、これから書きたいテーマについて教えてください。</strong></p>



<p>　読みやすさ、ページをどんどんめくらせるリーダビリティが正義だと思っているので、文章の無駄をなくす作業を一番大事にしています。全てを脚色しなくても伝わるし、むしろ多くを書かない余白の美しさを意識して書いていますね。本を読んだことがないような若い世代でも読みやすい作品にしたいです。</p>



<p>　テーマについては、少女の痛みをこれからも書き続けたい。もしかしたら“少女の痛み”から“女性の痛み”へと変わっていくかもしれないですが、やはり女性だからこそわかる心の機微を書いていきたい。そのひとつのテーマを軸として、デスゲームや密室殺人といったエンタメを交えて書いたり、純文学を書いたり、いろんな方面からアプローチしたいです。「今回はこの角度から!？」と感心してもらえるような作家になりたいと思っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">前作を超える作品を届けたい</h2>



<p><strong>　――書店員・読者ヘメッセージをお願いします。</strong></p>



<p>　書店員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。手書きで作ってくださったポップは、一つひとつ見て感動しています。応援していただくことを当たり前と思わず、毎回、前作を超える作品を書いていきたい。今の状況に甘んじない意気込みをいつも持っていたいです。</p>



<p>　読者のみなさん、一作一作、違った方面から書きたいと思っていますので、意外性を楽しみにしてもらえたら嬉しいです。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-600x338.jpg" alt="" class="wp-image-18355" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-600x338.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-1024x576.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-768x432.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-1536x864.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/aeab9676924c3de8ae21d6e76c514bf0-2048x1152.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption"><strong>木爾チレン（きな・ちれん）</strong></figcaption></figure></div>


<p>　1987年生まれ、京都府出身。2010年『溶けたらしぼんだ。』で新潮社主催「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。2012年に『静電気と、未夜子の無意識。』（幻冬舎）で単行本デビュー。『みんな蛍を殺したかった』（二見書房）、『二人一組になってください』（双葉社）などヒット作多数。</p>



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    <a href="https://book-link.jp/media/archives/18491" data-wpel-link="internal">
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    <div class="cardlink_content">
      <span class="cardlink_timestamp">2024.12.20</span>
      <div class="cardlink_title">
        <a href="https://book-link.jp/media/archives/18491" data-wpel-link="internal">【マイクロマガジン社】木爾チレン『夏の匂いがする』発売記念　購入者限定オンラインイベント、2月5日に開催</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>




　マイクロマガジン社は12月18日搬入で、木爾チレンさんの初期作品集『夏の匂いがする』を刊行した。同書は2010年に、新潮社主催の...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
  </div>




<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://kotonohabunko.jp/detail/summemo/" target="_blank" rel=" noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="429" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1024x429.jpg" alt="" class="wp-image-18359" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1024x429.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-600x251.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-768x322.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-1536x643.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/image-6-2048x858.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>



<p></p>



<p>　</p>
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		<title>【編集長に聞く】早川書房コミックサイト「ハヤコミ」　老舗出版社が名作小説をコミカライズ、国内・海外で新たな読者獲得へ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Dec 2024 00:35:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[BookLink12月号]]></category>
		<category><![CDATA[BookLinkニュース]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[電子コミック]]></category>
		<category><![CDATA[早川書房]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　早川書房は7月23日、コミックサイト「ハヤコミ」をスタートした。国内小説のコミカライズでは逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』、海外ミステリ・SFの名作からはアガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』やスタニスワフ・レ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="538" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/de21f9a5e8796b2df4170dad1cb9abea-1024x538.jpg" alt="" class="wp-image-18368" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/de21f9a5e8796b2df4170dad1cb9abea-1024x538.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/de21f9a5e8796b2df4170dad1cb9abea-600x315.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/de21f9a5e8796b2df4170dad1cb9abea-768x403.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/de21f9a5e8796b2df4170dad1cb9abea.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div>


<p>　早川書房は7月23日、コミックサイト「ハヤコミ」をスタートした。国内小説のコミカライズでは逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』、海外ミステリ・SFの名作からはアガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』やスタニスワフ・レム『ソラリス』などの連載が始まり、国内外で大きな注目を集めている。コミック事業の立ち上げについてハヤコミ編集長の吉田智宏氏から話を聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（鷲尾 昴）</strong></p>


<div class="wp-block-image img-border">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="592" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-600x592.jpg" alt="" class="wp-image-18369" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-600x592.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-1024x1010.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-768x758.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-1536x1515.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/ff6c508469c75f8bd5e6336e52567520-2048x2020.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption"><a href="https://hayacomic.jp/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="nofollow noopener" class="wpel-icon-right">コミックサイト「ハヤコミ」<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a></figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">原作の魅力を引き出し、国内・海外でコンテンツを広げる</h2>



<p>　<strong>――コミックサイト「ハヤコミ」を立ち上げた理由を教えてください。</strong></p>



<p>　コミック事業を始めたきっかけは、大きく二つあります。</p>



<p>　まずコミカライズされた漫画媒体には、原作小説の魅力を引き出し、新しい読者に伝える効果が期待できます。</p>



<p>　創業79年の早川書房はSF・ミステリ名作を出版してきた老舗の出版社ですが、漫画分野では後発です。最近では漫画作品をインターネット上に公開し、読者を獲得する電子出版サービスが広がっています。以前から“原作小説を生かすための漫画作り”を事業の核として、コミック媒体立ち上げの会議を重ねてきました。</p>



<p>　そうした背景もあり、今回リリースしたコミックサイト「ハヤコミ」は早川書房の原作小説を読んでもらう入り口と位置付けています。</p>



<p>　また、もう一つのきっかけは、海外での需要に応えることです。海外読者に良質なコンテンツを届けるために、漫画は大きな強みになります。</p>



<p>　早川書房は海外との版権売買が活発で、取引先から「漫画をやらないのですか?」という声がありました。日本の漫画は海外で深く浸透していて、世界の共通言語となりつつあります。早川書房はたくさんのコンテンツを持っていながら、漫画という形で海外読者にアプローチができていませんでした。</p>



<p>　国内と海外、双方の市場で早川書房のコンテンツを広げるために「ハヤコミ」がスタートしました。</p>



<p><strong>　――コミック事業の構想はいつ頃から始まったのですか。</strong></p>



<p>　本格的な動きは４～５年前からです。ただ、それ以前にも企画案は何度も上がっていました。コミック事業の構想は十数年前からあったのですが、当時はまだ紙媒体が主流で、今ほど電子出版が普及していませんでした。</p>



<p>　採算性の面から足踏み状態でしたが、電子出版のコミックサイトであれば、十分に見込みが立つと判断し、コミック事業がスタートしました。</p>



<p>　サイトの構築ではコミチのマンガSaaS「コミチ＋」を導入しています。共通のログインボーナスが入る機能があり、有名なコミック出版社のマンガ読者がボーナスポイントで「ハヤコミ」に入って来てくれます。コスト面からも紙の週刊誌・月刊誌を必要としない電子出版サービスの役割は大きいです。</p>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">強みはレジェンド作品のコミカライズ</h2>



<p><strong>　――「ハヤコミ」の特色や強みを教えてください。</strong></p>



<p>　なんといっても早川書房には海外展開の強みがあります。あくまで目標ですが、刊行した全コミックスを海外に輸出していきたいです。最初のマーケットとして日本の漫画市場、さらに海外市場という二つのマーケットを意識したプロモーションをかけています。</p>



<p>　また、“ミステリの女王”として有名なアガサ・クリスティー作品やSF作家スタニスワフ・レムの『ソラリス』など名作の版権取得は、早川書房のような海外との繋がりが深い歴史ある出版社に有利となります。</p>



<p>　ミステリとSFの二枚看板を生かし、レジェンド作品のコミカライズを展開できるのが「ハヤコミ」の大きな優位性です。</p>



<p><strong>　――実際に初めてみて海外市場からの反応はどうでしたか。</strong></p>



<p>　アガサ・クリスティーのコミカライズはすでに７カ国で版権が売れました。英語圏だけでなく、フランス、中国、ブラジルなどで売れています。</p>



<p><strong>　――吉田編集長は小説編集部の主任も兼任されていますが、これまでの経歴を教えてください。</strong></p>



<p>　早川書房に入社した１９９９年は翻訳部署の所属でしたが、その後に日本人作家の担当に移動し、雑誌『ミステリマガジン』の編集も兼任するようになりました。</p>



<p>　その間に、アンソロジーやシリーズの漫画を編集する機会があり、当時から漫画に対する思いは強く抱えていました。早川書房としても、個人としても、今回のコミック事業の立ち上げは悲願でした。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="557" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/241217p-8ol-1-600x557.jpg" alt="" class="wp-image-18375" style="width:350px" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/241217p-8ol-1-600x557.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/241217p-8ol-1-1024x951.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/241217p-8ol-1-768x714.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/241217p-8ol-1.jpg 1086w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">吉田氏（ハヤコミ編集長兼書籍編集部 主任）</figcaption></figure></div>


<p>　<strong>――コミック事業の体制はどうなっていますか。</strong></p>



<p>　事業体の中核は私を含む２人です。私がコミックの編集管理を担当し、もう１人が海外版権の担当です。海外との版権交渉だけでなく、海外原作のコミカライズでは権利者への許可取りもしてもらっています。</p>



<p>　もちろん、２人だけで全ての業務をこなしているわけではありません。実務の部分では編集プロダクションの多大な御協力や、原作小説の編集担当者にコミカライズの内容確認など、部署横断で推進しています。</p>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">ファンとコミュニティに寄り添いながら</h2>



<p><strong>　――読者からの反響について教えてください。</strong></p>



<p>　「ハヤコミ」を始めたことで、これまで縁がなかった漫画家さんがX（旧Twitter）で「早川書房のこの作品を漫画化してみたい!」と反応したり、国内だけでなく海外の読者も興味を抱いてくれているようです。</p>



<p>　また、展示即売会イベントのコミティアに出展した際は、「原作のファンなので、ぜひコミカライズをしたい」とわざわざブースを訪ねてくれた漫画家の先生もいました。</p>



<p>　こちらから漫画家にコミカライズを打診するケースが多く、一歩一歩を地道に進みながら、今のコミュニティを育てていく方針です。</p>



<p>　すでにジャンルを確立しているリイド社のWebコミック誌「トーチ」、マガジンハウスのWebマンガメディア「シュロ（SHURO）」を目標にして、競うのではなくオンリーワンの漫画作品を世に送り出していきます。</p>



<p><strong>　――国内原作のコミカライズで一番勢いがある作品を教えてください。</strong></p>



<p>　２０２２年に本屋大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』（原作：逢坂冬馬）のコミカライズですね。「ハヤコミ」で一番PVの高い人気作品です。メディアから著者・鎌谷悠希氏への取材依頼、読者からは単行本化がいつになるかなど、問い合わせが多く寄せられています。</p>



<p>　現状はコミカライズが中心となっていますが、今後は大ヒットした作品だけでなく、プロモーションの一環として、新人作家さんの小説をコミカライズした作品も発表できる場所にしていきたいですね。</p>


<div class="wp-block-image img-border">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="422" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/93232af96a9dd79efbe9668a2a57ab7f-422x600.jpg" alt="" class="wp-image-18381" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/93232af96a9dd79efbe9668a2a57ab7f-422x600.jpg 422w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/93232af96a9dd79efbe9668a2a57ab7f-720x1024.jpg 720w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/93232af96a9dd79efbe9668a2a57ab7f-768x1092.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/12/93232af96a9dd79efbe9668a2a57ab7f.jpg 1055w" sizes="auto, (max-width: 422px) 100vw, 422px" /><figcaption class="wp-element-caption"><a href="https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005210386/" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external" class="wpel-icon-right">『同志少女よ、敵を撃て 1』（ハヤカワ・コミックス）<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a><br>原作：逢坂冬馬<br>漫画：鎌谷悠希/監修:速水螺旋人<br>発売：2024年12月11日</figcaption></figure></div>


<p>　<strong>――ありがとうございました。</strong></p>



<div class="cardlink">
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    <div class="cardlink_content">
      <div class="cardlink_title">
        <a href="https://hayacomic.jp/" data-wpel-link="external" target="_blank" rel="nofollow noopener" class="wpel-icon-right">ハヤコミ<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>『ソラリス』『そして誰もいなくなった』『同志少女よ、敵を撃て』をはじめとした名作・話題作を配信中！早川書房のSF・ミステリ作品のコミカライズ＆オリジナルコミックを集めたマンガサイト</span></div>
    </div>
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  </div>

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		<title>アートユニット「tupera tupera」が語る　大切なことは人とのつながり、創作やクリスマスへの思い</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 Sep 2024 02:26:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[クリスマス特集号]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[BookLink]]></category>
		<category><![CDATA[クリスマス]]></category>
		<category><![CDATA[tupera tupera]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　絵本制作をはじめ、イラストレーション、工作、ワークショップ、テレビ番組や舞台のアートディレクションなど、多彩な活動を展開しているtupera tupera。亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで、2002年に雑貨ブ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="897" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-897x1024.jpg" alt="" class="wp-image-16394" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-897x1024.jpg 897w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-525x600.jpg 525w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-768x877.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-1345x1536.jpg 1345w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top-1793x2048.jpg 1793w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/top.jpg 1817w" sizes="auto, (max-width: 897px) 100vw, 897px" /><figcaption class="wp-element-caption">左から亀山さん、中川さん（PHOTO：RYUMON KAGIOKA）</figcaption></figure></div>


<p>　絵本制作をはじめ、イラストレーション、工作、ワークショップ、テレビ番組や舞台のアートディレクションなど、多彩な活動を展開しているtupera tupera。亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットで、2002年に雑貨ブランドとして活動を開始。独特の絵柄や世界観に魅了された人たちから「絵本を作らないのか」という声がけが多く、2004年から絵本を手がける。制作への思いや、クリスマスにまつわる話を2人に聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：山口高範）</strong></p>



<h2 class="wp-block-heading">活動の幹は絵本</h2>



<p><strong>　――創作活動について教えてください</strong></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：テレビ番組や雑貨、広告、舞台美術など、ジャンルはいろいろなのですが、依頼してくれる方たちは僕たちに「何か面白いことをやってくれるんじゃないか」と期待してくださるので、プレッシャーはありますが、「びっくりさせちゃおう」とか「喜んでくれるかな!?」という遊び感覚を持ってアイデアを出していますね。</p>



<p>　自分たちが予想をしていなかったような仕事の依頼もあるので新鮮で面白く、アイデアを思い付くのはそうした人との出会いがきっかけだったりします。</p>



<p>　ただ、絵本の場合は、何のベースもない状態から考えることが多いです。「今日は絵本のことを考えてみようかな」という感じで、電車に乗っている時とかランニング中とかね。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：そういう意味で、絵本の制作は自分たちの活動の中で一番、自主的にやっているものかもしれません。仕事の幅は広がっていますが、絵本は自分たちの中でも特別で、活動の幹になっていると思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">完成の喜びを分かち合う</h2>



<p><strong>　――創作するうえで大切にしていることは何ですか</strong></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：大事にしているのは、人と人との関係。僕らに興味を持ってくれて、「面白いことをしよう」と依頼してくださる方のことを、きちんと感じながら制作し、完成の喜びを分かち合うこと。だから間に第三者を入れるつもりがなくて、スタッフはいないんですよ。事務的なことも含め、細かいことも全て２人だけでやっています。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：できるだけ全部、責任をもって自分たちでやりたいですね。展覧会でも作品だけ貸し出してあとはお任せではなく、空間によって作品の見え方は全然違いますから、その地域や会場に合わせてプロデュースしていますね。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：それから活動を始めて22年間ずっと、制作はパソコンを使わず手作業にこだわっています。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：モニター越しで何かを作るという感覚にはなれないんです。自分たちの体質ですね。手を動かして、目の前で出来上がっていく感覚を大事にしています。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：原画は印刷と全然違って、展示したら見応えがあります。仕事でも完成した原画を見せたり、打ち合わせでラフをその場で手で書いたりすると、喜んでもらえる。手作業で作ったものは、やはり伝わり方が違うと感じています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">フルマラソン型と超短距離走型</h2>



<p><strong>　――お互いにリスペクトしているところを教えてもらえますか</strong></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：中川は、制作中のプロセスを継続して楽しめるところがすごいです。どんな仕事でも楽しかったり面倒だったり波がありますが、最後までフラットに楽しみながら考えを深めていける、フルマラソン完走型です。僕は10m走ならメダルをとれるかも（笑）。それかセパタクローみたいな変わった競技ね。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：亀山はアイデア人間なので、打ち合わせ中に急にポンと一言、面白いアイデアが出てくるのがすごい。一言なんだけど、皆が「それ、いいね!」って盛り上がるんです。私はその横で「それだったらこういうこともできるな」とか「それは現実的には難しいかな」など冷静に考えてしまいます。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：僕は面白いアイデアを思い付いた時がピークで、あとはもう早く完成しないかなあって思ってる（笑）。中川はアイデアや構成を練って形にしていくのが好きなんですよね。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：２人でもそうですが、その仕事に関わっているいろんな方と打ち合わせを重ねて、皆の意見があわさって形になっていく過程は気持ちが盛り上がりますね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">食品サンプルで作ったサンタク“ロース”</h2>



<p><strong>　――クリスマスの絵本や思い出についてお聞かせください</strong></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：友人家族とのクリスマス会で、オーナメント交換を何年か続けたことがありました。大人も子どもも1人ひとつ自作して、歌をうたいながら回すんです。僕はたとえば、ロース肉の食品サンプルにお米を貼り付けたサンタク“ロース”や、小さくなった色鉛筆に顔を描いたサンタクロースなど、結構気合いを入れて作っていました。</p>



<figure class="wp-block-gallery has-nested-images columns-default is-cropped wp-block-gallery-1 is-layout-flex wp-block-gallery-is-layout-flex">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1022" height="1024" data-id="16395" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-1022x1024.jpg" alt="" class="wp-image-16395" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-1022x1024.jpg 1022w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-600x600.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-150x150.jpg 150w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-768x770.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-1532x1536.jpg 1532w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-2043x2048.jpg 2043w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/1-500x500.jpg 500w" sizes="auto, (max-width: 1022px) 100vw, 1022px" /><figcaption class="wp-element-caption">ロース肉の食品サンプルにお米を貼り付けたサンタク“ロース”</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="995" data-id="16396" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-1024x995.jpg" alt="" class="wp-image-16396" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-1024x995.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-600x583.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-768x746.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-1536x1492.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/2-2048x1990.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">小さくなった色鉛筆に<br>顔を描いたサンタクロース</figcaption></figure>
</figure>



<p></p>



<p>　<strong>中川</strong>：買ったものじゃなくて、その人のオリジナリティが出るので面白いし、その後もクリスマスツリーにつるす度に、楽しかったことを思い出します。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：それから、クリスマスの絵本といえば『さむがりやのサンタ』（レイモンド・ブリッグズ作・絵）です。僕は絵本に全く興味のない子どもだったのですが、これは漫画のようなコマ割りになっているから読みやすかったのかな。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：私は『よだかの星』（宮沢賢治・著／工藤甲人・絵）です。祖母の家に泊まって、クリスマスの朝、枕元に置いてあったんです。絵も渋くて、それを見つけた時に何て言ったらいいのか、ぞわっとした感覚を覚えていますね</p>



<p>　それから『まどからおくりもの』（五味太郎作・絵）。自分が作る側になって思うのですが、仕掛け絵本って「ここはちょっと無理があるから、ごまかしちゃおう」みたいなこともあるんですよね。でもこの絵本は全てのページがあっと驚く仕掛けになっているし、終わり方も含めて本当に秀逸だと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">絵本新作や企業とのコラボグッズを発売</h2>



<p><strong>　――今後の活動について教えてください</strong></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：絵本は新作を3年間出せていないのですが、ただいま絶賛制作中です。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：来春発売を目指しています。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：それから『tupera tuperaのアイデアポケット（仮）』（ミシマ社）という、僕たちの過去の作品やアイデアの出し方について語った読み物が発売予定です。さらに、10年前に発売して絶版になっていた『12の星のものがたり　新装版』（Gakken）が間もなく発売されます。ギリシャ神話をもとにした星座物語の絵本です。</p>



<p>　<strong>中川</strong>：装丁も新しくなって、キラっと光る星の感じが、クリスマスにもぴったりだと思いますよ。</p>



<figure class="wp-block-gallery has-nested-images columns-default is-cropped wp-block-gallery-2 is-layout-flex wp-block-gallery-is-layout-flex">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" data-id="16397" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-16397" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-1024x768.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-600x450.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-768x576.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-1536x1152.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/3-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">「パズルチョコレートギフトボックス」（DEAN&amp;DELUCA）</figcaption></figure>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="672" height="448" data-id="16398" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/4.jpg" alt="" class="wp-image-16398" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/4.jpg 672w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/4-600x400.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 672px) 100vw, 672px" /><figcaption class="wp-element-caption">「すごろくリスマス」（nunocoto）</figcaption></figure>
</figure>



<p></p>



<p>　<strong>亀山</strong>：本以外の作品でクリスマスといえば、「パズルチョコレートギフトボックス」（DEAN&amp;DELUCA）と「すごろくリスマス」（nunocoto）が例年通り販売されます。</p>



<p>　「パズルチョコレートギフトボックス」は、チョコレートの入った４つの箱を組み合わせて、サンタやツリーなどの絵を作って遊べます。</p>



<p>　「すごろくリスマス」はツリーの絵が描かれたタペストリーなんですが、壁に飾ってアドベントカレンダーとして楽しんだ後、床に広げてみんなですごろくをすることもできるんですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">書店で発揮される絵本のポテンシャル</h2>



<p><strong>　――書店・書店員へのメッセージをお願いします</strong></p>



<p>　<strong>中川</strong>：懇親会などで書店員の方にお会いする機会があり、お話を聞いていると、書店や本に対する熱い思いが伝わってきて、こちらも心がワーッと動きます。オンラインで購入するのはもちろん便利でいいのですが、やっぱり書店員の方から熱を持って本を薦めてもらったり、書店でしか生まれない出会いは確かにあると思っています。</p>



<p>　<strong>亀山</strong>：絵本はすぐに読めて小旅行できちゃうのがいい。読んだ後に不思議な気持ちになったり、思ってもみなかった作品に心を奪われたり、幼少の頃のお気に入りを読み返してまた違った感覚になったり、年齢に関係なく楽しめるものだと思います。だから僕はぜひ絵本を大人にも読んでほしい。</p>



<p>　僕らは絵本のポテンシャルの高さを信じているので、書店員の方々にも、絵本を子どもの本コーナーに置くのではなく、全ての年齢層をターゲットにおすすめしてほしいですね。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="544" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub1-544x600.jpg" alt="" class="wp-image-16400" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub1-544x600.jpg 544w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub1-929x1024.jpg 929w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub1-768x847.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub1.jpg 1250w" sizes="auto, (max-width: 544px) 100vw, 544px" /><figcaption class="wp-element-caption">tupera tupera作の『さんかくサンタ』（絵本館刊）</figcaption></figure></div>

<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="375" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-375x600.jpg" alt="" class="wp-image-16399" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-375x600.jpg 375w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-641x1024.jpg 641w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-768x1227.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-961x1536.jpg 961w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-1281x2048.jpg 1281w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/sub2-scaled.jpg 1602w" sizes="auto, (max-width: 375px) 100vw, 375px" /><figcaption class="wp-element-caption">クリスマスの装いをした『しろくまのパンツ（ブロンズ新社刊）</figcaption></figure></div>


<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">tupera tupera（ツペラ ツペラ）</h2>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="449" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-449x600.jpg" alt="" class="wp-image-16401" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-449x600.jpg 449w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-766x1024.jpg 766w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-768x1026.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-1149x1536.jpg 1149w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-1533x2048.jpg 1533w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/09/pooka_hyo-scaled.jpg 1916w" sizes="auto, (max-width: 449px) 100vw, 449px" /></figure></div>


<p>　ユニークなユニット名は、唱えると何か面白いことを思い付くような“おまじない”をイメージしているという。絵本をはじめ著書多数、さまざまな国でも翻訳・出版されている。『わくせいキャベジ動物図鑑』（アリス館）で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第１回やなせたかし文化賞大賞受賞。他受賞歴多数。</p>



<p><strong>亀山達矢（かめやま・たつや）<br></strong>1976年三重県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業。</p>



<p><strong>中川敦子（なかがわ・あつこ）<br></strong>1978年京都府生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業。</p>


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      <span class="cardlink_timestamp">2024.09.03</span>
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        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16477" data-wpel-link="internal">書店の情報紙「BookLink（ブックリンク） vol.12」　今年のクリスマスを先取り、アートユニット「tupera tupera」インタビュー掲載</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>　11回目を迎える料理レシピ本大賞。昨年はまるみキッチンさんの『やる気１％ごはん』（KADOKAWA）が料理部門大賞を受賞した。まるみキッチ...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
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        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16390" data-wpel-link="internal">アートユニット「tupera tupera」が語る　大切なことは人とのつながり、創作やクリスマスへの思い</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>
左から亀山さん、中川さん（PHOTO：RYUMON KAGIOKA）



　絵本制作をはじめ、イラストレーション、工作、ワークショップ、...</span></div>
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        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16413" data-wpel-link="internal">〈クリスマス特集〉偕成社『はじめてのクリスマス』　描き上がったばかりの絵を見てひと目惚れ</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>
『はじめてのクリスマス』　文：マック・バーネット／絵：シドニー・スミス／訳：なかがわちひろ（定価1,760円／40㌻／23㎝×29㎝　※1...</span></div>
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    <div class="cardlink_content">
      <span class="cardlink_timestamp">2024.09.03</span>
      <div class="cardlink_title">
        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16419" data-wpel-link="internal">〈クリスマス特集〉フレーベル館　時代を超えて子どもたちに愛され続ける「アンパンマン」のクリスマス絵本３部作</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>
『アンパンマンのサンタクロース』（作・絵：やなせたかし）定価1,397円／32㌻／21.3㎝×26.5㎝



　クリスマスが近づいたある...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
  </div>



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      </div>
    </a>
    <div class="cardlink_content">
      <span class="cardlink_timestamp">2024.09.03</span>
      <div class="cardlink_title">
        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16429" data-wpel-link="internal">〈クリスマス特集〉アリス館『いろいろクリスマスツリー』　今年はクリスマスカードを挟み込んで出荷</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>
『いろいろクリスマスツリー』作：おおでゆかこ定価1,540円／32㌻／31㎝×19㎝



　リスのツリーは、どんぐりいっぱい。魚のツリー...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
  </div>



<div class="cardlink">
    <a href="https://book-link.jp/media/archives/16433" data-wpel-link="internal">
      <div class="cardlink_thumbnail">
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    </a>
    <div class="cardlink_content">
      <span class="cardlink_timestamp">2024.09.03</span>
      <div class="cardlink_title">
        <a href="https://book-link.jp/media/archives/16433" data-wpel-link="internal">〈クリスマス特集〉金の星社『おとのでる クリスマスのうたえほん』全９曲、歌詞を見ながら歌って楽しめる!</a>
      </div>
      <div class="cardlink_excerpt"><span>
『おとのでる クリスマスのうたえほん』絵：森のくじら他定価1,980円／19㌻／16cm×14.8cm



　「ジングルベル」や「あかは...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
  </div>

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		<title>【著者インタビュー】『貴女。百合小説アンソロジー』（実業之日本社）　織守きょうやさん・円居挽さんに聞く</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 25 Jun 2024 02:40:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[フェア・本の紹介]]></category>
		<category><![CDATA[特集企画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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		<category><![CDATA[実業之日本社]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>恋愛だけではない、女性同士の関係を描く百合のイメージを刷新するアンソロジー 　青崎有吾、織守きょうや、木爾チレン、斜線堂有紀、武田綾乃、円居挽が執筆陣として名を連ねる『貴女。百合小説アンソロジー』が、６月27日に実業之日 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="415" height="600" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-415x600.jpg" alt="" class="wp-image-15151" style="width:415px;height:auto" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-415x600.jpg 415w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-708x1024.jpg 708w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-768x1110.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-1063x1536.jpg 1063w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-1417x2048.jpg 1417w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/anata_shoei-scaled.jpg 1771w" sizes="auto, (max-width: 415px) 100vw, 415px" /><figcaption class="wp-element-caption">四六判304ページ／定価1980円（税込）</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">恋愛だけではない、女性同士の関係を描く<br>百合のイメージを刷新するアンソロジー</h2>



<p>　青崎有吾、織守きょうや、木爾チレン、斜線堂有紀、武田綾乃、円居挽が執筆陣として名を連ねる『貴女。百合小説アンソロジー』が、６月27日に実業之日本社から発売される。前作『彼女。』に続く、百合小説の作品集第二弾だ。百合小説というと、一般的に性愛も含んだ女性同士の恋愛模様が描いた文芸というイメージが強い。しかし編集を担当した加藤翔さんは「『彼女。』を出したときに、百合小説ファンから厳しい意見ももらった。でも百合小説というのは、女性二人が出てくるフォーマットであればそれでいいし、それくらい自由でいいと思う」と話す。本作では恋愛感情だけではない、女性同士の特別な関係性・感情を描く。第一弾でも執筆している織守さん、円居さんにそれぞれの思いについて伺った。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：山口高範）</strong></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5-1024x768.jpg" alt="" class="wp-image-15152" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5-1024x768.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5-600x450.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5-768x576.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5-1536x1152.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/bcdcd330ca8e3f34973edc8133b6b2c5.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">織守きょうやさん（左）と円居挽さん</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">物語に頼ってはいけない</h2>



<p><strong>織守：</strong> これまでミステリやホラーを多く手掛けてきましたが、その場合、謎やストーリーという基本的な流れがあって、そこにキャラクターを当てはめていき、結果的に関係性が描かれるという手法でした。</p>



<p>　ですから結果的に女性同士の強い愛情や恋愛感情を描くことはあっても、登場人物の関係性をメインに書くというのは、第一弾収録の「椿と悠」が初めてでした。</p>



<p>　作品を仕上げるにあたって、起承転結がはっきりしているミステリやホラーのように物語性に頼りたくなるけど、関係性をテーマにした小説なら、あまりそこに頼ってはいけないというか、頼らないほうが潔いんだろうなという自覚はありました。</p>



<p>　ただ私の場合、これまでも、謎やストーリーを重視した内容でも、同時に人間関係も描いた作品が多く、その点を好意的に評価してくれている読者も多かったので、依頼をいただいたときは、単純に楽しく、スムーズに書けそうだと思いましたね。</p>



<p><strong>円居：</strong> 第一弾の執筆依頼をいただく前に、実は女子高生が主人公のコミックのノベライズアンソロジーを手掛けていたので、お声がかかった理由もわかるんですが、それでも「自分じゃなくて、もっとふさわしい人がいるんじゃないか」と。百合小説というと、真面目に向き合っている作家さんが多いので、そこに私なんかが参入していいものかと思いましたね。</p>



<p><strong>織守：</strong> でも私は円居さんや青崎さんがXで百合についてポストしたりしているのを見ていて、それぞれの作風は百合っぽくないけど、百合がお好きなんだろうなと。だからこのテーマであれば、お二人には声がかかるだろうとは思っていましたよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">変化球な百合小説</h2>



<p><strong>円居：</strong> 自分が男性なので何をどう書いたとしても、この世に存在しないものを書いてしまいかねない怖さというか、いびつな欲望の結晶が生まれてしまう懸念もあったので、百合は極力避けてはいました。</p>



<p>　ですから前作も今作も、ストレートに百合と向き合ってはいません。個人的な印象ですが、ネットの百合文芸のメイン層は女性同士の性愛を描く方が多いと思っていたので、あえて女性同士の連帯というか、シスターフッドに寄せた変化球の百合小説にしようという意識がありました。</p>



<p><strong>織守：</strong> 確かに第一弾のときもそうですが、この執筆陣ならみんな変化球で来るだろうなと。思った通り、みなさん変化球で書いてきて。性癖が出ていますよね（笑）。</p>



<p>　ですから私の場合は、あえて前作以上に王道に寄せて、さらに一歩踏み込んで、恋愛度を高くしました。そうなると、純粋に女性同士の関係性に軸足のある作品にしなくてはいけない。関係性一本で勝負しなくては、と。ただそれで読者を楽しませることができるか、少し不安な部分もあったので、多少ミステリとしてのギミックを挿入しましたが、やはり百合小説として関係性を描く、物語として読み応えのある作品にする、その狭間の匙加減が難しかったですね。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="708" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-708x1024.jpg" alt="" class="wp-image-15154" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-708x1024.jpg 708w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-415x600.jpg 415w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-768x1111.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-1062x1536.jpg 1062w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-1416x2048.jpg 1416w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-scaled.jpg 1770w" sizes="auto, (max-width: 708px) 100vw, 708px" /><figcaption class="wp-element-caption">織守きょうや「いいよ。」扉絵／むっしゅ</figcaption></figure></div>


<p><strong>円居： </strong>織守さんの前作はストレートな女性同士の話でしたけど、割とミニマムでしたよね。今回はあれよりも長い作品ですが濃度はそのまま、つい最後まで読み進んでしまって、今まであまり感じたことのないような読後感でした。</p>



<p><strong>織守：</strong> 円居さんの作品に出てくる二人の女性は、恋愛感情ではない、何とも説明のつかない感情を描いていますけど、読む人が読めば「この関係性って百合だよね」って思う人もいる。この作品を読んで、いろんな百合小説があってもいいと改めて思った。逆にこれくらいが丁度いいという人もいると思う。</p>



<p><strong>円居： </strong>作中に男性が登場するだけで、嫌悪感を示す百合ファンが少なからずいるのもよく知っているので、おそらく他の人はこういう書き方をしてこないだろうという考えもあって、意識的に男性を登場させ、ある重要な役割を担わせています。</p>



<p>　ただ織守さんも言うように関係性だけで書こうとするのは私も怖くて、だからミステリとしてのギミックを盛り込んでしまったわけです。結果的に犯罪小説の要素が濃くなってしまい、今回の収録作では百合小説としての純度が一番低いかもしれないなと思っております。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="708" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol-708x1024.jpg" alt="" class="wp-image-15160" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol-708x1024.jpg 708w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol-415x600.jpg 415w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol-768x1111.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol-1062x1536.jpg 1062w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/240625p-2-ol.jpg 1119w" sizes="auto, (max-width: 708px) 100vw, 708px" /><figcaption class="wp-element-caption">円居挽「雪の花」扉絵／高河ゆん</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">百合のパブリックイメージを裏切る</h2>



<p><strong>織守：</strong> でもミステリやサスペンスとしても読めるので、百合好きではない人にとっても、読みやすい面白い作品ですよ。今回、円居さんだけでなく、皆さん前作よりもパワーアップしているように感じました。</p>



<p>　武田（綾乃）さんも前作はそれこそ関係性のみの作品で、その姿勢がまたかっこいいなと思いましたけど、今回はもしかしたら、読み手のことも考えられて、サスペンスの要素も入れてきたのかなと。殺伐感もまた百合小説らしくて、とにかく面白かった。斜線堂さんの作品も、前作と比べると明るくて、葛藤してはいるけど重すぎなくて好きな作品ですね。</p>



<p><strong>円居：</strong> 青崎さんの作品は、「やられた」と思いましたね。存在しないであろう職業と設定で、どこで落ちるのかがわからない。それなりにミステリを読んでいるので「まあ、この辺りが落としどころだな」というのが解る方だと思いますが、この作品のように少しずらされると途端に見えなくなって緊張感が出ますね。</p>



<p>　あとこのシリーズ自体が百合小説と謳っているだけに、読者もパブリックイメージとしての百合小説を思い浮かべて読むだろうに、そこをあえて裏切るかのように変化球を投げていく、その大胆さはさすがだな、青崎さんらしいなと。</p>



<p><strong>織守： </strong>めちゃくちゃ青崎さんって感じですよね。今回初登場だった（木爾）チレンさんの作品も、今の時代の女の子とかアイドルのリアリティを感じる、いい百合でしたね。冒頭と終わり方の温度差もよくて。</p>



<h2 class="wp-block-heading">書店、読者へのメッセージ</h2>



<p><strong>織守：</strong> 前作の『彼女。』を楽しんでいただけた方にとっても期待を裏切らない、期待を超えてくるアンソロジーになっていますので、ぜひ多くの読者の皆さんに届けてほしいですね。</p>



<p><strong>円居： </strong>今回は前作以上に書店で並んだときに目を引く表紙で、書店店頭に並ぶのがとても楽しみ。もちろん内容にも自信がありますが、皆さんの目に留まり、手に取ってもらいやすい本だと思います。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><a href="https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53857-0/" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="430" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image-1024x430.jpg" alt="" class="wp-image-15153" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image-1024x430.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image-600x252.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image-768x323.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image-1536x646.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/06/image.jpg 1927w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure></div>


<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><strong>織守きょうや（おりがみ・きょうや）<br></strong>　１９８０年ロンドン生まれ。２０１３年『霊感検定』でデビュー。15年「記憶屋」で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。同作に始まる〈記憶屋〉シリーズは累計60万部を突破している。21年『花束は毒』が第５回未来屋小説大賞に選ばれる。他の作品に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『響野怪談』『花村遠野の恋と故意』『幻視者の曇り空』『学園の魔王様と村人Ａの事件簿』『悲鳴だけ聞こえない』『彼女はそこにいる』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』など多数。</p>



<p><strong>円居挽（まどい・ばん）<br></strong>　１９８３年奈良県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。２００９年『丸太町ルヴォワール』（講談社ＢＯＸ）で単著デビュー。著書に「ルヴォワール」シリーズ、「シャーロック・ノート」シリーズ、「京都なぞとき四季報」シリーズ、「キングレオ」シリーズ、『翻る虚月館の告解　虚月館殺人事件』『惑う鳴鳳荘の考察　鳴鳳荘殺人事件』などがある。</p>
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		<title>【紀伊國屋書店に聞く】高井会長「業界改革実現へ大きな波起こす」　藤則社長「紀伊國屋書店が強くなって業界発展させる」</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 14 Mar 2024 05:15:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[書店]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　紀伊國屋書店は昨年12月1日に15年間トップを務めた高井昌史会長兼社長が会長に、藤則幸男副社長が社長となりバトンが渡った。好調な海外店舗や、大学への学術電子雑誌納入をはじめとした営業総本部がけん引し3期連続の増収増益を [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p>　紀伊國屋書店は昨年12月1日に15年間トップを務めた高井昌史会長兼社長が会長に、藤則幸男副社長が社長となりバトンが渡った。好調な海外店舗や、大学への学術電子雑誌納入をはじめとした営業総本部がけん引し3期連続の増収増益を続ける同社の今後や、カルチュア・コンビニエンス・クラブや日本出版販売と設立したブックセラーズ＆カンパニーの目的、読書推進への取り組みなどについて、高井会長と藤則社長に聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>【聞き手・星野渉】</strong></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-default"/>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">【高井昌史代表取締役会長に聞く】</h2>


<div class="wp-block-image wp-image-373123 size-medium">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-12472" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-1024x683.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-600x400.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-768x512.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-1536x1024.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/deec3d34252ebaad913484502dede501-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption"><strong>高井昌史（たかい・まさし）氏</strong>　1947年8月30日東京都生まれ。成蹊大学法学部政治学科卒、71年紀伊國屋書店入社、大学への洋書販売、地方の公共図書館の開設、大学図書館の書誌データベース作りなど、本に関わるさまざまな業務に携わる。各地の営業所長などを経て、93年取締役、99年常務取締役、2004年専務取締役、06年副社長を経て、08年代表取締役社長、15年より会長を兼務、23年代表取締役会長に就任。</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">商習慣などすべて変える</h2>



<p><strong>――藤則社長に社長職を引き継ぎましたが心境はいかがですか。</strong></p>



<p>　業績が一番良いこのタイミングで、2027年の100周年に向けて藤則（幸男社長）にリーダーシップを取ってもらい、僕はもう少し会社の経営も含めて、業界のお役に立ちたいということです。</p>



<p><strong>――やらなければならないとお考えのテーマはありますか。</strong></p>



<p>　業界改革を実現しなければなりません。<strong><a href="https://www.bunkanews.jp/article/350840/" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external" class="wpel-icon-right">ブックセラーズ＆カンパニー<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a></strong>もそうですが、まず書店の仲間を集めて、異常な返品率を下げて書店の粗利を30％にするという目標を具体的に宣言し、取次に適正な配本をしてもらい、本を徹底的に売ることに取り組みます。</p>



<p><strong>――どのように改革していくのですか。</strong></p>



<p>　海外のように買い切りを含めた取引によって、書店の粗利を良くして、そのかわり責任を持って売るという取引制度を、従来の制度と合わせて運用しなければなりません。</p>



<p>　そのためには出版社と取次間の商慣習を含めて、全てを変えなければいけない。書店側から買い切りや直取引などを本格的に進めて大きな波を起こします。</p>



<p><strong>――出版流通の危機と言われますが見通しはいかがですか。</strong></p>



<p>　取次は返品が多いから配本を絞るという状況が続いています。一方で取次が配本を絞るので、当社の仕入部門やブックセラーズ＆カンパニーへの問い合わせが増えています。この流れは戻らないと思います。</p>



<p>　日本出版販売（日販）は取次業が赤字になり、物流に徹するために<strong><a href="https://www.bunkanews.jp/article/350840/" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external" class="wpel-icon-right">ブックセラーズ＆カンパニー<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a></strong>に参加しました。2024年問題が噴出したのだと思います。</p>



<p><strong>――そういう状況でも取次は必要ですか。</strong></p>



<p>　必要です。書店が全ての出版社と直取引、買い切りというわけにはいきません。当社も出版社が3000社あるとしたら5分の1ぐらいは直接取引ができるかもしれませんが、あとは取次がないと難しい。</p>



<h2 class="wp-block-heading">専門書の直取引増え売上を押上げ</h2>



<p><strong>――それでも御社は直接取引を増やしているのですね。</strong></p>



<p>　医学書などの専門書は3年ぐらい前から直取引が増えています。専門書は高正味ということで、取次が採算に合わないため取引を絞っているからです。</p>



<p>　運送会社にスペースを用意していただき、大学教科書などをそこから当社の100近い大学売店に送っています。そうすると、十分成り立ちます。</p>



<p>　当社店舗の売上が書店業界平均より7ポイントぐらい良いのも、ほかの書店で販売していない専門書を多く扱っているからです。先日も、当社店舗で建築関係の専門書を買って勉強して資格試験に合格したと、感謝のお言葉をいただきました。</p>



<p>　新宿本店には医書センターがありますが、全国のお客様は紀伊國屋書店に専門書があることをご存じで、そのことが売上に結び付いています。直取引は決してイレギュラーな取引方法ではないのです。これからさらに進んでいくと思います。</p>



<p><strong>――外商もそうですか。</strong></p>



<p>　外商は大きなビジネスです。外商をやる書店は減っているようですが、当社は主要大学ごとに担当を置いて、組織だった営業活動を行っています。なおかつ先ほど申し上げたように直取引の専門書がある。また、外商は洋書が半分以上ですが、洋書輸入のプレーヤーも減りました。だからこそ、外商の売上が堅調で収益を出せているのだと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">海外ファンドから注目される紀伊國屋書店</h2>



<p><strong>――欧米では苦境が伝えられていたバーンズ＆ノーブル（米国）やウオーターストーンズ（英国）といった大手チェーン書店の経営が持ち直していると言われますが。</strong></p>



<p>　現地の報告を聞いていますし、改装されたバーンズ＆ノーブルも訪ねました。両社とも経営危機でファンドに買収されましたが、ファンドが書店事業に可能性を見出して、立て直していると聞いています。驚いたことに、そのファンドが次に着目しているリストに当社が入っているそうです。外から見るとそんな魅力のある書店なのかと、社内で笑い話になりましたが。こんなに書店がダメだと言っているのは日本だけですね。</p>



<p>【<strong><a href="https://www.bunkanews.jp/article/315809/" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external" class="wpel-icon-right">米最大手書店バーンズ＆ノーブルが“独立系書店化”で拡大路線に　世界の書店再編目指すヘッジファンド<span class="wpel-icon wpel-image wpel-icon-6"></span></a></strong>】</p>



<p><strong>――なぜ日本だけそうなのでしょうか。</strong></p>



<p>　やはり少子化の影響は大きいです。若者の読書離れが進み、加えて、本を読んできた団塊世代も買わなくなってきている。ダブルパンチです。若い世代に向けてしっかり本の魅力を伝える教育をしてこなかったツケが回ってきたと言えるのではないでしょうか。</p>



<p>　もう一つは、かつての2兆6000億円という出版市場の規模が異常だったという面もあります。人口比でこんなに本が売れた国はありません。現在の1兆1000億円でも、まだ国際的にみれば購買量は多いと思います。</p>



<p>　私たちも含めて、日本の出版経営者が将来予測をせずに仕事をしてきたという甘さは、確かにあります。ただ、ここで止めないといけません。</p>



<p>　そこには教育の問題があります。大学生が1年生から就職活動するようでは、しっかり基礎から勉強して、本を徹底的に読み込むことを通じて教養を身に着けることができません。これでは人格形成もできないのではないでしょうか。</p>



<p>　私は大学の理事長などに会うたびに、このことを申し上げますが、皆さん「そのとおり」とは言っても、すべての大学が一斉にはできないので実現しません。こうしたことは国がリーダーシップをとって進める必要があります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">団体糾合し読書につながる活動へ</h2>



<p><strong>――ご自身が運営委員長を務める「BOOK MEETS NEXT」の活動も続けるのですね。</strong></p>



<p>　出版文化産業振興財団（JPIC）の近藤（敏貴理事長・トーハン）さんとともに頑張っていますが、今はまだ業界だけが盛り上がって、そこから先の読書に結び付いてないと感じます。教育団体と一緒になって考えることで、もっと読書に結び付ける活動にしていく必要があります。</p>



<p>　例えば、甲子園のように全国の高校生を巻き込むような読書感想文のコンクールとか、作家を交えて高校生、中学生向けの文章の書き方コンクールなどを行えたらいいと思います。</p>



<p>　読書推進は今まで多くの団体が取り組んできましたが、そうした団体を統合していく必要もあるのではないでしょうか。私は日本書店商業組合連合会（日書連）の特任理事ですが、日書連も含めて一緒になって考えていくべきだと思います。</p>



<p>　今回、国が骨太方針に抽象的ではあっても読書推進の方向性を示したことで、国や自治体の助成金や補助金を得る可能性も大きくなったと思います。</p>



<p>　読書推進はとても大事なことなので、取り組んでいただけることは大変嬉しいです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">定期採用、登用制度で人材確保</h2>



<p><strong>――3年後に100周年を迎えられますが。</strong></p>



<p>　社内の100周年委員会で「国内100店舗、海外100店舗、国際人材100人」を掲げています。これは大変なことですが、スローガンは社員を鼓舞します。</p>



<p>　最も大変なのは人材の確保ですが、当社が安定的に成長できているのは、毎年必ず新卒社員を安定的に採用し続けてきたからです。これまで定期採用をやめたことはありません。</p>



<p>　また、当社ではアソシエイトと呼ぶ従業員が、試験を受けて準社員になり、準社員から正社員になる制度もあります。この制度で正社員に登用されて、店舗、営業、海外で幹部となっている人もいます。それから海外店舗勤務の社内公募制やインターン制度も実施しています。</p>



<p>　個人的には100周年で新宿に本社を移せればと思っています。私が入社したときの本社は新宿にあり、その後、世田谷区の千歳船橋に移り、次に恵比寿、そしてここ（目黒区不動前）に来たわけですが、「新宿に本社を」という思いがあります。やはり、新宿こそが我が社のホームタウンですから。100周年に向けて、新体制のもとで会社をさらに発展させて、業界の活性化に貢献できればこれほど嬉しいことはありません。</p>



<p><strong>――ありがとうございました。</strong></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center">【藤則幸男代表取締役社長に聞く】</h2>


<div class="wp-block-image wp-image-373124 size-medium">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="683" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-12471" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-683x1024.jpg 683w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-400x600.jpg 400w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-768x1152.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-1024x1536.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-1365x2048.jpg 1365w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2024/03/9a2b8368e6e5a45546d76b69752fd9da-scaled.jpg 1707w" sizes="auto, (max-width: 683px) 100vw, 683px" /><figcaption class="wp-element-caption"><strong>藤則幸男（ふじのり・ゆきお）氏</strong>　1958年3月5日広島県生まれ。広島大学総合科学部卒。80年紀伊國屋書店入社、岡山営業所で大学営業、本社人事部勤務を経て、図書館電算目録事業のプロジェクトに携わる。大学および公共図書館の蔵書データ構築と図書館機械化に取り組み、図書館業務全般にわたる受託事業を立ち上げ、2005年ライブラリーサービス営業本部長、08年取締役、10年常務取締役、11年営業総本部営業推進本部担当、12年店売総本部副総本部長、14年専務取締役、18年取締役副社長、22年代表取締役副社長、23年代表取締役社長に就任。</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">これからも店舗を増やしていく</h2>



<p><strong>――海外店舗や営業本部が好調のようですが。</strong></p>



<p>　あくまでも当社の基盤は日本ですから、日本の業界を良くするために国内店舗を含めた当社が強くなって、業界を発展させなければいけないという使命感があります。社長になって感じるのは、本を売ってほしいという出版社からの期待の大きさです。それに応えるためにも、もっと本を売ることをやり切っていきたいと思います。</p>



<p>　近年の業績でみると、好調な海外店舗と、大学への電子ジャーナル納入などの営業総本部がけん引していますが、国内店舗ももう少し頑張らなければなりません。</p>



<p>　店舗もまだできていない部分をしっかりやれば、ニーズはあると確信しているので、店舗を増やしていきますし、ほかの書店グループが維持できなくなった店舗があればお引き受けすることも検討します。</p>



<p>　そのためには人材が重要だと考えています。書店で働きたいという人はまだ多く、当社には良い人材が集まっているので、そういう人を生かして事業を展開していきます。</p>



<p><strong>――最近出店した店舗の状況は。</strong></p>



<p>　23年11月に出店したゆめタウン出雲店（島根県出雲市）は当初目標にした年商の150％に届く勢いです。学参も児童書も期待以上に売れていますし、8万円もする洋書の『ヘーゲル全集』が売れました。これはお客様とスタッフの店頭での会話から注文につながりました。</p>



<p>　また、22年9月に出店したアリオ亀有店（東京都葛飾区）も売場面積200坪ほどで開店前の売上目標の110％を達成しております。</p>



<p>　いずれの店も、他社が書店をされていた場所への出店ですが、当社に対するお客様の期待の高さを感じます。そういう意味で、お客様の本に対する渇望はあると思います。全国26％の自治体に書店がないと言われますが、しっかりとした書店を出せば、十分に成り立つビジネスだと考えています。</p>



<p>　書店業界では、本だけでは経営が厳しいので他業態を複合して看板を維持しようという傾向もみられますが、お客様はちゃんと本を売る書店に行こうとされていると感じます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">書店を寺子屋化したい</h2>



<p><strong>――客層についてはいかがお考えですか。</strong></p>



<p>　若い世代の読者を増やしたいと考えています。現在、当社のポイント会員は200万人ほどですが、10代、20代が16％、30代が12％、40代が20％、50代が23％、60代が15％と若い人が少ない。</p>



<p>　当社は固いイメージがあり、それを応援してくれる人も多く、ブランドになっていますが、将来を考えると、本に親しんでいない若い世代も取り込んでいかなければなりません。その方法としては、エンタメコンテンツや、SNSを使った集客、そして英語検定など学習コンテンツなどが重要なポイントだと考えています。</p>



<p>　そういう意味で、私は書店を寺子屋化したいと思っています。学校では学べないことでも、当社がアレンジしたイベントなら、皆さんに受け入れてもらいやすい。</p>



<p>　新宿本店の改装で新設したアカデミック・ラウンジでは多いときは2日に1回くらいイベントを行ってきており、昨年1年間で122回行いました。それを地方の店舗にもライブで配信したいですし、海外店舗でもアジアであれば時差がそれほどないのでライブ配信も可能です。</p>



<p>　かつて松原（治名誉会長）が「書店は劇場」と言いましたが、学習の場所、寺子屋的な要素によって、今後の若い読者を育てることも、書店の機能、役割ではないかと思います。書店を絶やさない、本を絶やさないためにも、そういう活動をしていきたいのです。</p>



<p>　書店の外にいる人たちをどう呼び込むかも課題です。売上はトータルで前年を超えていますが、来店客数は満足なところまで戻っていません。リアルな書店の魅力を伝える努力を怠ってきたことも要因だと思います。</p>



<p>　良い本を多く並べても、知らしめなければ意味がありません。そのためにSNS戦略なども必要ですが、YouTubeの紀伊國屋チャンネルをもっと活用しなければいけません。</p>



<p>　新宿本店のサイネージでも、店頭の本の並び方とか、1階入り口の書棚、ベストのコーナーなどを見せていきたい。書店の外にいる人たちを呼び込むために、書店のリアルな姿を配信する活動をしなければいけないと思います。</p>



<p>　また、紀伊國屋ホールを今以上に活用したいと考えています。座席を取り外すと仮設舞台ができるようにしたので、午前中は高齢者向け、午後は子どもが帰ってくるまでお母さん向けといったイベントをやって、来店の機会を作りたいですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">電子コンテンツで外商好</h2>



<p><strong>――大学や図書館に向けた電子コンテンツ提供が伸びていますね。</strong></p>



<p>　先日、学術和書電子図書館サービス「Kino Den」のコンテンツを県立図書館に数千万円でご購入いただきました。このほか、当社や大手出版社が出資する株式会社日本電子図書館サービスの「LibrariE（ライブラリエ）」の導入も全国700館まで伸びています。</p>



<p>　大学向けサービスでは海外の学術データベースの提供で信頼関係を築いており、大学にとって、学術教育を支えるパートナーとして当社の外商はなくてはならない存在です。当社にとっても外商は全体の売り上げの4割くらいになっております。</p>



<h2 class="wp-block-heading">強い海外経験者の存在</h2>



<p><strong>――ブックセラーズ＆カンパニーの宮城剛高社長は17年にわたり海外店舗に在籍されましたが、海外店舗で経験を積んだ人材は貴重ですね。</strong></p>



<p>　海外店舗の経験者は責任を持って仕入れ、責任を持って売り切るので、バイヤーとしての力も付くし、再販制度はないので値引き販売も行います。そして店長は財務も含めて実質的には書店経営を任されます。</p>



<p>　当社には海外で働きたいという人が多く、そのことでも良い人材が入ってきます。いま海外赴任についての社内公募制度を設けています。例えば、海外店舗で店長候補を探していると社内募集して、応募者の中から人選して面談を行います。実際、今度、ロサンゼルス店に店長で行ってもらう社員は社内公募制度で選任されました。</p>



<p>　また、海外店でのインターンシップ制度も始めました。いまマレーシアのクアラルンプール店で2人を受け入れています。ここで海外に慣れてもらい、本格的に海外店舗に赴任することになります。もちろん海外志向だけではだめなので、日本に帰ってきても活躍できる環境、人事制度を整えます。</p>



<p><strong>――海外展開の今後についてお願いします。</strong></p>



<p>　日本の出版社は魅力的なコンテンツを多く持っているので、当社が海外に持つ店舗や営業拠点を利用して、コンテンツを海外に販売してもらいたいです。海外店舗のスタッフがイベントもできるし、いろいろなプロモーションもできます。これはほかの書店にはない機能です。</p>



<p>　そして、外商も店舗も一緒になって紀伊國屋ブランドをさらに世界に広げます。日本のコンテンツは海外で評価されているので、フォローの風が吹いていて、海外を市場にすればブルーオーシャンです。当社が範を示して、そういうムードを盛り上げていきたいと考えています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">提携書店と書店員レベルアップ図る</h2>



<p><strong>――ブックセラーズ＆カンパニー設立の狙いなどをお願いします。</strong></p>



<p>　新会社では、書店主導で流通・取引制度を変えていく、責任をもって売っていくことをやり切りたいと考えています。</p>



<p>　書店の粗利益率を3割にするためには、書店が自ら売るという行動を起こすしかありません。タイトルごとに買い切ったり、既刊本を拡販する方法もあります。取次と取引がない小出版社をサポートしてメジャーにしていくこともできます。</p>



<p>　また、3社合わせて1000店舗がグループになったことで、各分野のスペシャリストが集まりました。当社があまり得意でない分野が強い書店人もいるわけです。その人たちとグルーピングをして、分野別のコミュニケーションをとり始めています。</p>



<p>　それぞれライバルではありますが、本を売ることについては仲間です。書店員のレベルアップのために活用できると思うので、1年間のベストプレーヤー、ベストセラーオブザイヤーなど、書店員を表彰する賞を作るのも良いと思います。</p>



<p><strong>――ありがとうございました。</strong></p>
<p>The post <a href="https://book-link.jp/media/archives/12467" data-wpel-link="internal">【紀伊國屋書店に聞く】高井会長「業界改革実現へ大きな波起こす」　藤則社長「紀伊國屋書店が強くなって業界発展させる」</a> appeared first on <a href="https://book-link.jp/media" data-wpel-link="internal">BookLink</a>.</p>
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		<title>知念実希人さんに聞く　待望の最新作と完全版、超常現象×医療から生まれた本格ミステリ「天久鷹央シリーズ」（実業之日本社）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 Oct 2023 00:44:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[天久鷹央シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[いとうのいぢ]]></category>
		<category><![CDATA[実業之日本社]]></category>
		<category><![CDATA[知念実希人]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　本屋大賞ノミネート作家・知念実希人さんによる本格ミステリ「天久鷹央シリーズ」から、完全長編新作『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』と、新たに書き下ろしエピソードを追加したシリーズ１作目『天久鷹央の推理カルテ 完全版』 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
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<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="712" height="1024" data-id="9227" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku-712x1024.jpg" alt="" class="wp-image-9227" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku-712x1024.jpg 712w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku-417x600.jpg 417w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku-768x1105.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku-1068x1536.jpg 1068w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/ameku.jpg 1335w" sizes="auto, (max-width: 712px) 100vw, 712px" /></figure>
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<p class="has-text-align-left">　本屋大賞ノミネート作家・知念実希人さんによる本格ミステリ「天久鷹央シリーズ」から、完全長編新作『吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ』と、新たに書き下ろしエピソードを追加したシリーズ１作目『天久鷹央の推理カルテ 完全版』(実業之日本社)が10月6日に発売される。知念さんが“自身の代表作”と語る「天久鷹央シリーズ」について話を聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：孫維）</strong></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="694" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-1024x694.jpg" alt="" class="wp-image-9200" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-1024x694.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-600x407.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-768x521.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-1536x1042.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2-884x600.jpg 884w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/231003-p2.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">知念実希人さん</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">自分オリジナルの名探偵</h2>



<p><strong>――「天久鷹央」というキャラクターはいかにして生まれたのか。</strong></p>



<p>　僕は推理作家として、東野圭吾先生の「ガリレオ」や島田荘司先生の「御手洗潔」のように、自分だけの名探偵キャラクターを創りたいと思っていました。魅力的な探偵キャラクターを創るために、世界で一番有名で、魅力的な名探偵「シャーロック・ホームズ」の要素を採り入れつつ、現代的で、読者にも親しみやすい女性医師として「天久鷹央」というキャラクターを考えました。</p>



<p>　鷹央の部下である「小鳥遊（たかなし）」の一人称視点から客観的に名探偵である「天久鷹央」という人物と物語を語っていくスタイルも、シャーロック・ホームズとワトソンの関係性を現代風にアレンジしたんです。普通の人々には理解しにくい名探偵の独特の思考方法を、「小鳥遊」というフィルターを通して、一般的な視点から描くことで、読者に親しみやすい物語になっています。</p>



<p><strong>――主人公の「天久鷹央」と「小鳥遊」が所属する「統括診断部」は、医療ミステリに一番ふさわしい部署と言えるかもしれない。</strong></p>



<p>　実際に呼称は違うかもしれませんが、特に大きな病院には同じ機能を持つ部署はよくあります。未診断の患者や、他の診療科で解明できなかった難病の患者に対する診断を下すのが主な業務です。多様な条件と症状を分析し、必要な検査を行いながら、段階的に診断にたどり着くというプロセスは、探偵が推理して事件を解決する工程に近い。それゆえ、医療ミステリの主人公としては非常にふさわしい設定ではないかと思います。</p>



<p><strong>――医療関係の専門用語が多い中、読者がわかりやすく読めるための工夫をしたという。</strong></p>



<p>　このシリーズはあらゆる世代に楽しんでいただけるように書いてはいますが、その中でも特に中高生の読者を意識しています。内容自体は専門的な医学知識を使っていますが、その情報をできるだけやさしく解説し、中学生の読者でも病気の仕組みやトリックを理解できるように心掛けています。また、超人的な集中力や記憶力を持つ天才医師でありながら、身体能力が低く、人付き合いも苦手な人物像をコミカルに描くことで、読者に親しみやすくするように気を付けて書いていますね。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="732" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V-732x1024.jpg" alt="" class="wp-image-9196" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V-732x1024.jpg 732w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V-429x600.jpg 429w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V-768x1074.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V-1098x1536.jpg 1098w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rU7DaQAEW99V.jpg 1373w" sizes="auto, (max-width: 732px) 100vw, 732px" /><figcaption class="wp-element-caption">イラストレーター・いとうのいぢ氏　描き下ろしの完全版　表紙ラフスケッチ</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">ミステリと診断学の融合</h2>



<p><strong>――新作の『吸血鬼の原罪』では、血液が抜かれた死体の発見から物語が始まる。シリーズを通して、「不可思議な現象」と「実際の病状症例」の組み合わせで物語の構成を成す。</strong></p>



<p>　かつて不可解とされた現象も、今日では科学的に解釈できる可能性が高い。小説創作のアイデアとして、普段はさまざまな医学雑誌を参考にし、病状と超自然的な現象をそれぞれまとめています。常識では計り知れない現象が実際の疾患とどう関連しているか。一方で、特定の病状・疾患がどのように超自然的な視点で捉えうるかを常に考察しています。これらの考察のプロセスから生まれるアイデアが、ストーリーの中核となっています。</p>



<p>　今回の新作では、出発点として「吸血鬼によって血を吸われた死体」というアイデアが先に浮かびました。その後、なぜ血を取り除く必要があるのか、血を取り除くことで何が生じるのか、また、なぜ血が必要だったのかなど、「吸血鬼」という超常現象を物語の軸に、医学的や社会的な背景を描くことで、ストーリーに深みを与えています。</p>



<p><strong>――医師としても活動している知念さん。小説家としての独自のスタイルや特色は。</strong></p>



<p>　作家は自分の体験や知識を武器に、自分だけが書ける物語を生み出しています。小説にとってそれが最も重要だと私は考えます。私にとって、それは医学の知識です。これまでは外科医や精神科医が作家として活動する例はありますが、内科医としてのミステリ作家はおそらく私だけでしょう。東野圭吾先生が「ガリレオシリーズ」で物理学をベースにしたように、この医学分野で独自のミステリを描くのは私だけという自負はあります。</p>



<p>　このシリーズは、内科医としての特別な知識を活かしており、その専門的な知識をエッセンスとしていることで、ストーリーをより魅力的にしていると思っています。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="610" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi-1024x610.jpg" alt="" class="wp-image-9197" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi-1024x610.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi-600x358.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi-768x458.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi-1536x915.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/F26rQM_bsAEZfmi.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">イラストレーター・いとうのいぢ氏　描き下ろしの新作表紙ラフスケッチ</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">不可思議な謎を解く物語を原点に</h2>



<p><strong>――今回を含めて、完全新作3冊と完全版13冊を7ヶ月間に連続刊行予定。その意気込みを聞いた。</strong></p>



<p>　ミステリ作家として、不可解な現象を理論的に解明するような作品を作っていきたい。このシリーズは、ミステリと診断学が融合した私の代表作で、まずは多くの人たちに、この作品を手に取ってもらいたいですね。まだまだ読者の想像を掻き立てる物語や、キャラクターに愛着を持ってくれている読者も多いため、アイデアが尽きない限り、これからも書き続けていきたいです。</p>



<p><strong>――累計200万部突破し、書店員の中でも絶大な人気を誇る同シリーズ。書店へのメッセージを。</strong></p>



<p>　書店という場所は、人々が新しい物語と出会える貴重な場だと考えています。インターネットでも出会える時代ですが、書店で心引かれる本に出会う経験は、やはり特別だと思いますね。そのような場所が失われないように、多くの人が気軽に書店に足を運べる環境を保ちたいと願っています。そのためにも、売れる作品を書き、書店の維持に少しでも貢献したいと思っています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="428" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image-1024x428.png" alt="" class="wp-image-9198" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image-1024x428.png 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image-600x251.png 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image-768x321.png 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image-1536x642.png 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/image.png 1774w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<h2 class="wp-block-heading">【著者プロフィール】知念実希人（ちねんみきと）さん</h2>


<div class="wp-block-image is-style-rounded">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img decoding="async" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956-683x1024.jpg" alt="" class="wp-image-9199" style="aspect-ratio:1;object-fit:cover;width:400px" width="400" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956-683x1024.jpg 683w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956-400x600.jpg 400w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956-768x1152.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956-1024x1536.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/10/DSC06956.jpg 1280w" sizes="(max-width: 683px) 100vw, 683px" /></figure></div>


<p>　1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンの（i 上・下）』『硝子の塔の殺人』で、本屋大賞に4度ノミネート。代表作の「天久鷹央」シリーズは学生からミステリファンまで、幅広い世代から圧倒的支持を集める。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『誘拐遊戯』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ、など著書多数。</p>
</blockquote>
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		<title>阿津川辰海さんに聞く『午後のチャイムが鳴るまでは』（実業之日本社） オリジナリティを追求した著者初の学園ミステリ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 Sep 2023 03:31:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[実業之日本社]]></category>
		<category><![CDATA[阿津川辰海]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>65分間の昼休みで繰り広げられる5つの事件 　9月21日に阿津川辰海さんの最新刊『午後のチャイムが鳴るまでは』（実業之日本社）が発売される。本作は著者初となる学園ミステリで、それゆえ作家としてのオリジナリティなど自身と向 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="708" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2-708x1024.jpg" alt="" class="wp-image-8544" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2-708x1024.jpg 708w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2-415x600.jpg 415w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2-768x1110.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2-1062x1536.jpg 1062w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p2.jpg 1106w" sizes="auto, (max-width: 708px) 100vw, 708px" /><figcaption class="wp-element-caption">『午後のチャイムが鳴るまでは』　四六判／384㌻／定価1870円</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">65分間の昼休みで繰り広げられる5つの事件</h2>



<p>　9月21日に阿津川辰海さんの最新刊『午後のチャイムが鳴るまでは』（実業之日本社）が発売される。本作は著者初となる学園ミステリで、それゆえ作家としてのオリジナリティなど自身と向き合うきっかけにもなったという。本作執筆の背景や細部へのこだわり、作品に込めた思いについて語ってもらった。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：山口高範）</strong></p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d-1024x683.jpg" alt="" class="wp-image-8547" style="width:840px;height:560px" width="840" height="560" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d-1024x683.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d-600x400.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d-768x512.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d-1536x1025.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/cf9a7f1e58f87de079e5bf6cf88b4d5d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 840px) 100vw, 840px" /><figcaption class="wp-element-caption"><strong>阿津川辰海（あつかわたつみ）さん</strong>　　撮影：国府田利光</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">昼休み時間という縛り</h2>



<p><strong>――初の学園ミステリを執筆するにあたり、自分らしさについて考えたという。</strong></p>



<p>　実業之日本社の企画で、東川篤哉さんにインタビューをした際に、出版社から依頼を受けたのが本作執筆のきっかけです。東川さんも学園ものを多数手がけていらっしゃるということもあり、今まで書いたことがないジャンルでもあったので、学園を舞台にしたミステリで企画が進みました。</p>



<p>　私の世代ですと、米澤穂信さんが学園ミステリの書き手としては絶対的な存在で、同級生の間でもみんな読んでいました。そうすると理想像は米澤作品になってしまうんですが、とはいえ自分なりの色も出したいからどうしようかと、執筆にあたって、二の足を踏む思いがあったんです。デビュー版元（光文社）の編集者から「君はやりすぎくらいがちょうどいい」と言われたことが、ずっと頭の中にあって、であれば何かしらのハードル、「縛り」を設けた方が自分らしい作品になるだろうと。</p>



<p>　学園ミステリでいうと、放課後を舞台にした作品が定番なんですが、青崎有吾さんの『早朝始発の殺風景』という作品が、早朝の通学電車を舞台にしたミステリで、これを読んだときに、正直ものすごく悔しかった。一方で刺激も受け、今回の企画と照らし合わせたときに、「時間帯縛り」という着想を得ました。青崎さんが早朝を舞台にしたのであれば、授業と定番の放課後を除くと、あとは昼休みだろうと。わずか１時間強の中で、すべての物語が完結する。これは誰もやったことがないし、思いついた瞬間に手応えがあった。</p>



<p>　一方でかなり面倒臭いことになるなとは思ってはいたんですが（笑）。それはもう覚悟ですよ。ここまでやれば私も納得できるだろうと。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="726" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3deb50e674acd88a3ba51bfe8a915096-1024x726.jpg" alt="" class="wp-image-8550" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3deb50e674acd88a3ba51bfe8a915096-1024x726.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3deb50e674acd88a3ba51bfe8a915096-600x426.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3deb50e674acd88a3ba51bfe8a915096-768x545.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3deb50e674acd88a3ba51bfe8a915096.jpg 1239w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">三年前に描いた校内図の下図</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">張り巡らせた複数の仕掛け</h2>



<p><strong>――昼休みのわずか65分間に数々の事件が発生する。全5話からなる本作は、全編を通じて、それぞれの登場人物や要素がゆるやかに交錯する。</strong></p>



<p>　伊坂幸太郎さんの初期作品は、それぞれの作品に出ていた登場人物が違う作品にも登場したり、違う作品のエピソードが出てきたりと、ゆるやかにつながっている。そういうイメージで各短編を通じて、こことここがつながっているんだということがなんとなくわかって、それを楽しんでもらう。でもそれは物語の一つの要素であって、ほかにもいくつか仕掛けはあります。一部分が分かったとしても、楽しめる作品にしようという意識はありましたね。</p>



<p><strong>――初の学園ミステリということもあり、苦労した反面、楽しくもあったと語る。</strong></p>



<p>　そもそも「時間帯縛り」ということ自体が、神経を使うタイプのものであることは間違いなくて、最終話にはそれまでの物語の伏線を回収する役割を担わせてはいます。一方で最終話そのものも一つのミステリとして成立させたい、そうでなければ面白くない。</p>



<p>　私は三谷幸喜さんの映画、特に「有頂天ホテル」が好きで、閉鎖的な空間の中で、いろんな人が悲喜こもごも、交錯している様子を描いている作品なんですが、そういうイメージで書いていたので、神経も使いましたし、苦労もしましたが、書いていて一番楽しかったのは最終話ですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">実体験にもとづくリアリティ</h2>



<p><strong>――第一話のラーメンのメニューやトッピング、第三話の消しゴムポーカーのルールなど、物語の進行に直接影響しない細部の描きこみは秀逸だ。</strong></p>



<p>　学校を抜け出してラーメンを食べに行くことが、なぜミステリとして成立するのか。第一話の男子学生二人にとって、それは完全犯罪であって、彼らにとって山場となる「犯行シーン」はラーメンを食う瞬間なわけです。</p>



<p>　ですからラーメンやラーメン店の描写も、店員の掛け声から、多様なメニューやトッピング、サービス券など、その部分だけを異世界のような、「ここではないどこか」のような描写をすることで、山場として盛り上げつつ、その部分のディテールを堪能してもらい、面白いものにできればという思いもあって、かなり書き込んでいます。</p>



<p>　書くにあたり、念頭にあったのは平山夢明さんの『デブを捨てに』で、その作品の中にラーメン二郎を模したラーメン店が出てくるんですが、「野菜マシマシ」という表現自体が、平山夢明の手にかかれば、まるで異界の呪文のように聞こえてくる。</p>



<p>　そういうものをこの一話では書きたかった。結果、書き込み過ぎて、10ページ以上にもわたってラーメン店の描写をする、どうかしている短編小説になってしまいました。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="541" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3-1024x541.jpg" alt="" class="wp-image-8548" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3-1024x541.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3-600x317.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3-768x406.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3-1536x812.jpg 1536w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/230919-p3.jpg 1757w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">編集者らと実践した「消しゴムポーカー」の模様</figcaption></figure></div>


<p>　消しゴムポーカーも同様で、ポーカーのルールを知らない人でも楽しめる作品にしたい、という思いがありました。ですから単行本化にあたり、連載時にはなかった勝敗図などもいれて、この勝負の勘所がどこなのか、ということがわかるようにしました。</p>



<p>　一方で高校生が10人以上集まって、50円の参加フィーを支払うとか、運営方針を決めたり、ペットボトルのキャップをチップ代わりに使用するとか、本当にバカバカしい（笑）。</p>



<p>　本来であればコーラの赤キャップが100点、スポーツドリンクの青キャップが50点で……なんていう細かな設定なんて描写しなくてもいいんですが、悪ふざけが度を越したというか、ルール云々よりもそのバカバカしいイメージがどんどん膨らんでいきましたね。</p>



<p>　実は消しゴムポーカーは、イカサマありルールで、実際に出版社の人と数名でやってみたんです。そのゲームで行われたイカサマも、実際に作中で使ったりしました。</p>



<p>　また第四話は教室の中で女子高生3人が会話しながら、ひとつの謎を推論していくという物語ですが、これも担当編集さんと打ち合わせしながら、実際に編集さんに指摘されたロジックの矛盾を作中では「謎」として採用したり、そういうやり取りが如実に反映されています。</p>



<p>　議論がメインになる短編なので、実際に行った議論を大いに参考にしました。そういう意味では、全編通じて、自分自身の高校時代の経験も総動員して創作しましたし、実体験にもとづいているので、リアリティのある作品に仕上がったという実感はあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">読書体験は自分だけのもの</h2>



<p><strong><strong>――</strong>第二話に登場する文芸部の主人公が、美術部の先輩に描いてもらった扉絵に対し、妬みの感情を抱く一節がある。阿津川さん自身、小説以外の表現に対し、そのような感情を抱くことはあるのか。</strong></p>



<p>　それこそ、今回表紙と扉絵を依頼したオオタガキフミさんの絵を拝見するたびに、自分のイメージ以上のキャラクター像が提示されるので悔しかったですが、もちろん嬉しさも大きいです。構図も魅力的なんですよ。</p>



<p>　ゲームやアニメ、映画でも悔しさを感じるときはありますね。これは小説ではできない表現だなとか。でも同じ小説でも、それこそ青崎さんの『早朝始発の殺風景』を読んだときは悔しかったですしね。結局、私は小説家で、最終的には小説に戻ってくる。</p>



<p>　小説というのは作ることも、読むことも、孤独な作業だと思います。もちろん読んだ後の感想などを共有することはできるかもしれないけれど、究極的には本人の読書体験というものは共有できないものだと私は思っていて、それで構わないし、むしろそれが小説の魅力だと思う。むしろ孤独な作業だからこそ、小説を通じて伝えられるものを探っていきたいと思っています。</p>



<p><strong>――あとがきで阿津川さんは、本作を「真っ赤な青春小説」と評す。</strong></p>



<p>　青春小説には2パターンあると思っていて、ひとつは薔薇色の青春小説。それは例えば部活動で大会に出て優勝を目指し、頑張ろうといった、高い目標に向かっていく過程を描いた物語。もう一つは灰色の青春で、米澤さん以降、特に２０１０年代に増えてきた、鬱屈した若者の苦悩を描いたような作品群。</p>



<p>　もちろんそうでないものもありますけど、概ねその２つが主流だと思っていて。でも高校生のころに楽しかったことというのは、大会出て頑張ろうといった瞬間でも、「青春なんてさ」とうそぶいていた瞬間でもなくて、本当にバカみたいなことに熱中していた瞬間なんじゃないかと。</p>



<p>　私が九段高校（現・九段中等教育学校）に通っていた当時の、くだらなくて、バカらしいエピソードも盛り込んでいますし、そういう意味で本作は、薔薇色でもなく、灰色でもなく、バカらしいことに情熱を燃やす「真っ赤な青春小説」だろうと。その暑苦しさと熱気を、本作を通して感じてほしいですね。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="513" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3923c40a94d7ae0b74f25aa9f020ca21-600x513.jpg" alt="" class="wp-image-8549" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3923c40a94d7ae0b74f25aa9f020ca21-600x513.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3923c40a94d7ae0b74f25aa9f020ca21-768x657.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3923c40a94d7ae0b74f25aa9f020ca21.jpg 875w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">阿津川さんの蔵書棚。写真右上には「古畑任三郎」ブルーレイBOXも</figcaption></figure></div>


<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-wide"/>



<p><strong>阿津川辰海（あつかわたつみ）</strong><br>1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。以後発表した作品は、それぞれがミステリ・ランキングの上位を席巻。20年『透明人間は密室に潜む』が、本格ミステリ・ベスト10で第1位に輝く。その他の著書に、『星詠師の記憶』『紅蓮館の殺人』『蒼海館の殺人』『入れ子細工の夜』『録音された誘拐』がある。23年『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る〈新鋭奮闘編〉』で、第23回本格ミステリ大賞《評論・研究部門》を受賞。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-full"><a href="https://book-link.jp/media/archives/8745" data-wpel-link="internal"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="710" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3d761a55d27a452656d3db51194a1bf6.jpg" alt="" class="wp-image-8751" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3d761a55d27a452656d3db51194a1bf6.jpg 1000w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3d761a55d27a452656d3db51194a1bf6-600x426.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/3d761a55d27a452656d3db51194a1bf6-768x545.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></a></figure></div>


<figure class="wp-block-image size-large"><a href="https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53844-0" target="_blank" rel="noreferrer noopener nofollow" data-wpel-link="external"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="425" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-1024x425.jpg" alt="" class="wp-image-8539" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-1024x425.jpg 1024w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-600x249.jpg 600w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/image-2-768x319.jpg 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/09/image-2.jpg 1528w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></a></figure>
<p>The post <a href="https://book-link.jp/media/archives/8537" data-wpel-link="internal">阿津川辰海さんに聞く『午後のチャイムが鳴るまでは』（実業之日本社） オリジナリティを追求した著者初の学園ミステリ</a> appeared first on <a href="https://book-link.jp/media" data-wpel-link="internal">BookLink</a>.</p>
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		<title>『電車のなかで本を読む』（青春出版社）　ひとり出版社を営む島田潤一郎氏の人気連載を書籍化</title>
		<link>https://book-link.jp/media/archives/4376</link>
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		<dc:creator><![CDATA[編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 26 Jun 2023 12:30:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[島田潤一郎]]></category>
		<category><![CDATA[青春出版社]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>自分の体験を交えて珠玉の４９冊を紹介 　東京・吉祥寺でひとり出版社「夏葉社」を営んでいる島田潤一郎氏による『電車のなかで本を読む』が、4月に青春出版社から発売された。本書は島田氏が高知新聞社の「K＋」での人気連載「読む時 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://book-link.jp/media/archives/4376" data-wpel-link="internal">『電車のなかで本を読む』（青春出版社）　ひとり出版社を営む島田潤一郎氏の人気連載を書籍化</a> appeared first on <a href="https://book-link.jp/media" data-wpel-link="internal">BookLink</a>.</p>
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<h2 class="wp-block-heading">自分の体験を交えて珠玉の４９冊を紹介</h2>



<p>　東京・吉祥寺でひとり出版社「夏葉社」を営んでいる島田潤一郎氏による『電車のなかで本を読む』が、4月に青春出版社から発売された。本書は島田氏が高知新聞社の「K＋」での人気連載「読む時間、向き合う時間」から選りすぐり、新たに３篇の書き下ろしを含め、一冊にまとめたものである。同氏自身の体験を交えて、49冊のおすすめの本が紹介されている。島田氏にふるさとである高知や読書などへの思いを聞いた。</p>



<p class="has-text-align-right"><strong>（聞き手：孫維）</strong></p>



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<p class="has-text-align-right">&nbsp;</p>


<div class="wp-block-image wp-image-4380">
<figure class="aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="688" height="1024" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429-688x1024.png" alt="" class="wp-image-6673" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429-688x1024.png 688w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429-202x300.png 202w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429-768x1143.png 768w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429.png 839w" sizes="auto, (max-width: 688px) 100vw, 688px" /><figcaption class="wp-element-caption">島田潤一郎さん</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">読者に寄り添う本を</h2>



<p>　<strong>2009年に設立した「夏葉社」はどういう出版社なのか。</strong></p>



<p>　「夏葉社」を立ち上げたきっかけは、極めて個人的な理由からでした。2008年に我が子を事故で亡くしたおじとおばに、ぼく自身が何かできることはないかと思い、ヘンリー・スコット・ホランドの詩と18枚のイラストを収録した本を贈ろうと。そういう思いから「夏葉社」を立ち上げ、出来た本が『さよならのあとで』です。</p>



<p>　出版社設立の経緯も、本を出版するモチベーションも、もしかしたら他の出版社とは違うかもしれません。デザイナーさんやイラストレーターさん、書店員さんなど多くの人々の協力で、「夏葉社」は14年間に渡り、出版業を営んでこられました。</p>



<p>　今も黒字で経営できているのは、多くの人に支えられているからだと思っています。ぼくは自分が世の中に出したい本というよりも、現在進行形で「夏葉社」を応援してくれている人達を喜ばせたい、一緒に楽しく仕事をしたいという思いで、出版業を営んでいます。それは我が子を亡くしたおじとおばを元気づけたい、という創業当初の気持ちと何ら変わりはありません。</p>



<p>　喜んでもらえる作品を作ることは、誰かに期待されている仕事をすることでもあります。そうすれば、自分にとっても居場所が生まれ、それが出版業を今でも続けられているモチベーションになっています。</p>


<div class="wp-block-image wp-image-4382 size-full">
<figure class="aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" width="322" height="424" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.png" alt="" class="wp-image-6675" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.png 322w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269-228x300.png 228w" sizes="auto, (max-width: 322px) 100vw, 322px" /><figcaption class="wp-element-caption">我が子を亡くしたおじとおばのために制作した『さよならのあとで』</figcaption></figure></div>


<p>　<strong>連載にあたり、読者を意識しながら執筆したという。</strong></p>



<p>　「読む時間、向き合う時間」という連載は、主に高知新聞の読者を対象としており、その読者層に合わないような選書は避けました。文章も「ですます調」で統一し、読者に語りかけるような表現を心掛けました。おじとおばのために作った『さよならのあとで』のように、実際に連載を読む方個人を想像しながら、本を選び、執筆しました。</p>



<p>　その連載から46篇を選び、新しく書いた3篇と合わせたのが本書になります。連載のときに特にテーマなどもなく、ぼくは自由に本とエピソードを紹介しましたが、全体を通して、ぼくは何を伝えたいのかを編集者の方が考え、「高知から本を思う」、「本との出会い」、「子どもと本」、「本から得られること」の4つのテーマにまとめてくれました。</p>



<p>　ぼくの知り合いでも、本を読まない人はたくさんいます。本を読む人だらけなら、わざわざ本の良さを伝える必要はありません。例えば、高知で漁業をしている人たちは、読書では得ることのできない、海や自然、漁で得た、代えがたい知恵を持っています。もしかしたらそういう人たちにとって、本や読書という行為は必要ないのかもしません。それでもぼくは、多くの人たちに本の良さを伝えていきたいと思っています。</p>



<p>　<strong>コロナで読書スタイルが変わったという。</strong></p>



<p>　出版社を始めてからは、仕事に関連する仕事の本ばかり読んでいました。本の企画に役立つかもしれない、そういう視点で読書をしていたように思います。</p>



<p>　ただコロナになって、ぼくの読書スタイルは大きく変わりました。以前は人と会い、話し、共有するために、何かを見たり読んだりすることもありましたが、他人との交流や意見交換がない、人との接点のなかったコロナ禍では、それらを必要としません。そのため、自分が本当に読みたい本、好きな本だけを読むようになりました。それはコロナが落ち着いてきた今でも変わりません。読書のいいところは一冊読むと他の本につながっていきやすいところではないでしょうか。例えば、読んでいる本の中に違う本が出てきたときに、これは面白いなとか、この本が気になるなと思ったり、関連するジャンルの本を読んだり、本を読んでいれば次に読みたい本はその本の中に書いてあると思います。</p>


<div class="wp-block-image wp-image-4383 size-medium">
<figure class="aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="839" height="555" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73.png" alt="" class="wp-image-6677" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73.png 839w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73-300x198.png 300w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73-768x508.png 768w" sizes="auto, (max-width: 839px) 100vw, 839px" /><figcaption class="wp-element-caption">吉祥寺に構えるオフィス内で、ひとり仕事を進める島田氏</figcaption></figure></div>

<div class="wp-block-image wp-image-4384 size-medium">
<figure class="aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="839" height="556" src="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a.png" alt="" class="wp-image-6678" srcset="https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a.png 839w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a-300x199.png 300w, https://book-link.jp/media/wp/wp-content/uploads/2023/07/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a-768x509.png 768w" sizes="auto, (max-width: 839px) 100vw, 839px" /><figcaption class="wp-element-caption">オフィスの本棚には、数々の蔵書だけではなく、民芸品やキャラクター人形なども陳列されている</figcaption></figure></div>


<h2 class="wp-block-heading">読書は自分自身の時間も提供</h2>



<p><strong>　電車のなかではスマホに時間を費やしている場面が多く見られる。</strong></p>



<p>　ぼくが電車通勤をしていたころは、スマホを見ずに、本を読んでいました。だいたい1週間で1冊の本が読めて、年間で50冊本が読める。それを10年続ければ、電車で500冊もの本が読めることになります。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれるはずです。そういう思いもあり、このタイトルを付けました。</p>



<p>　電車のなかに限らず、読書という行為は知識や言葉だけではなく、自分自身の時間も提供してくれる。例えば映画鑑賞の場合、決められた上映時間のなかで作品を堪能するメディアです。</p>



<p>　一方、読書はいつでも自身のタイミングで、本を開くこともできれば、閉じることもできる。それゆえゆっくりと考えたり、もの思いにふける時間を提供してくれる。そのような時間の使い方や読み方の多様性に、本の強みと魅力があると思います。</p>



<p>　また本には、読み終えた後に何かしらの変化や成長を予感させる効果があるのではないでしょうか。多くの人が変化や成長を求めている。現状ではスマホや他のコンテンツに時間が取られてはいますが、その欲求に刺激を与える要素があるかぎり、本が見直され、より読書が普及する可能性は十分にあるように感じます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「言葉」のバトンを引き継ぐ</h2>



<p>　<strong>本は「言葉」を次の世代に受け渡すツールとして最適だという。</strong></p>



<p>　ぼくたちは本などテキストから言葉を学び、言葉を使って思考を行います。語彙は無限にあり、例え100の単語しか持っていなくても、組み合わせ方次第で考えられることや伝えられることは広がります。一方、定型句など画一的な表現を使用することで、思考や想像力の範囲は大きく制約され、限定的な考え方しかできなくなります。その結果、人間の思考は柔軟性に欠けるため、争いを引き起こしやすく、対話は存在しなくなります。</p>



<p>　言葉はぼくたちの文化基盤の一部です。古い文化を継承する手段として言葉が重要であり、本は最適なツールだと思います。ぼくは上の世代から「言葉」のバトンを受け取ったような人生を経験したので、何とか次の世代にも本に興味を持ってもらいたいです。</p>



<p>　ただ、すべての人に本の魅力を伝えるのは非常に難しいです。若者の中にはレコードを買う人がいるように、大きいマーケットとは言えないかもしれませんが、自分たちが楽しいと感じるものを求める人が一定数存在すると思います。本を作る出版社として、ぼくたちはその一部の人たちに対して、本の素晴らしさを誠実に伝えられれば、ちゃんと届くのではないかと思いますね。書店好きな島田さんに、書店へのメッセージを聞いた。</p>



<p>　現在、インターネットのおかげで出版業界の構造が大きく変わっています。過去には出版社と作家が情報を発信し、それが読者に届き、読者が反応するという流れが一般的でしたが、現在はみんなが同じ立ち位置から発信ができ、読者や書店が主体となって、本が動く時代になりつつあると感じます。ぜひ書店と共に、力を合わせて盛り上げていきたいと思っています。</p>



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<p><strong>島田潤一郎（しまだじゅんいちろう）</strong><br>　1976年、高知県生まれ。東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが挫折。編集経験のないまま、2009年、吉祥寺にて夏葉社を創業し、「ひとり出版社」の先がけとなる。</p>



<p><strong>&lt;おもな著作&gt;</strong><br>『古くてあたらしい仕事』（新潮社、2019年）、『あしたから出版社』（ちくま文庫、2022年）</p>
<p>The post <a href="https://book-link.jp/media/archives/4376" data-wpel-link="internal">『電車のなかで本を読む』（青春出版社）　ひとり出版社を営む島田潤一郎氏の人気連載を書籍化</a> appeared first on <a href="https://book-link.jp/media" data-wpel-link="internal">BookLink</a>.</p>
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