日経BPは6月24日から30日まで、売れ行き好調の同社の話題書6作品について、JR東日本車両ドア横ポスターによる出稿でさらなる売り伸ばしを図る。一度にドア横6面広告を展開するのは同社としては初めて。今年3月に実施した交通広告で、実施週の実売数が前週に比べ3倍という好結果につながった書籍もあり、また売れ行き良好な6作品が展開できることから、これまでで最大規模の6面展開を決めたという。
今年5月、初刷1万部で発行した『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(今井むつみ)は良好な初動から勢いを落とさず、現在6刷5万5000部を数える。
ほか、ユニクロを人間ドラマの切り口で描いた『ユニクロ』(杉本貴司、4月発行)は5刷5万6000部。具体的な事例をもとに職場の人材にありがちな問題点や対処法を解説する『「指示通り」ができない人たち』(榎本博明、3月発行)は7刷3万3000部。
気鋭の経済ジャーナリストが投資とお金の世界を解説する初の著書『転換の時代を生き抜く投資の教科書』(後藤達也、1月発行)は7刷13万部。実売ペースを維持している『発達障害大全「脳の個性」について知りたいことすべて』(黒坂真由子、23年12月発行)は10刷3万5000部。『子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本』(フィリッパ・ペリー著/高山真由美訳、同10月発行は15刷10万5000部と、安定した売り上げを維持している。
同社では「今まさに売れている6作品を大型販促で盛り上げる。これまでも交通広告は売上アップの結果が出ており、店頭での大きな展開をお願いしたい」としている。
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