日本出版販売(日販)は1月7日、東京・千代田区の本社7階オチャノバで「新春 日販オチャノバフォーラム2025」を開催し、出版社や書店など取引先550人が来場した。オチャノバフォーラムは取引先各社との交流を目的に、日販グループの取り組む各種施策を紹介するイベント。今年で2回目の開催となる。
来場者からは「若いスタッフのみなさんが熱心に説明されており、活気があった」「多岐にわたる取り組みについて、直接説明を受けられる貴重な機会だった」など好評を博し、盛況のうちに終了した。
また、会場ではデジタルパンフレットが配布された。2月6日までウェブ上でも公開している(デジタルパンフレット)。
【開催概要】オチャノバフォーラム
➀書店を起点に、広がる出会い
「新たな客層にリーチする」、「来店したお客様の客単価を上げる」、「空間と物語を繋ぐ音声MRサービス」、「本に寄り添う文具雑貨」、「本のIPを活用した文具雑貨」、「書店から発信するエコ活動」をテーマに施策を紹介した。
➁デジタルで本と読者をつなぐ
無人化・省人化ソリューション「ほんたす」、書店向け新発注プラットフォーム「NOCS0」、学校図書館向けの選書サイト「ToshoTosho」を紹介した。
➂文化でつながるコミュニティづくり
文喫3号店となる「文喫 栄」、雑誌の図書館「COVER」、ひらく初の宿泊施設プロデュースとなった「ねをはす HOTEL BOOK & CAFE」、書店ゼロ自治体での本を起点としたにぎわいづくりを目的としたイベント「日販×静岡県×長泉町 クレマチスの丘でブックフェス」について紹介した。
➃売り場を支える物流
2024年10月に開所した新拠点「N-PORT新座」、新倉庫管理システムに刷新した日販物流サービス株式会社の「朝霞センター」、日販テクシード株式会社によるクラウド型出版社システム「CONTEO」について紹介した。
会場では、日販の各施策に加え、ブックセラーズ&カンパニー株式会社についても紹介した。また、昨年も好評だったグループ会社のカルチュア・エクスペリエンス株式会社が運営するおはぎ専門店「ohagi3」のおはぎをお土産として用意し、来場者と交流を深めた。
コメント