日本出版販売は1月9日、同本社7階「オチャノバ」で「新春 日販オチャノバフォーラム」を開催した。今年初めて催したオチャノバフォーラムは、新年に際して取引先の各社とのより一層の交流を目的に、日販が取り組む各種施策をブース形式で紹介した。当日は出版社や書店など約200社、520人が来場した。
4部屋に分かれたブースにはそれぞれ多くの人が訪れ、担当者の話などを熱心に聞いていた。
①「コンテンツとつくる、書店と人の接点」のブースでは、「新たな客層にリーチする売り場づくり」「来店したお客様の客単価を上げる」をテーマに、各施策を紹介した。②「新たな人と本の接点づくり」では、人と本との出会いを生むタッチポイントの例として、「ほんたすためいけ」、「LAWSONマチの本屋さん」、「文喫」をプレゼンした。
また、③「豊かさを届ける物流」では、2024年10月に稼働予定の新拠点と、導入予定の新倉庫管理システム「SLIMS」、自動倉庫「ラピュタASRS」を紹介。④「アナログをデジタルに変える」では、グループ会社の日販テクシードによるクラウド型出版社システム「CONTEO」、学校図書館向けの選書サイト「ToshoTosho」、出版社向けの新プラットフォーム「BookEntry」、書店様向け新発注プラットフォーム「NOCS0」について説明した。
さらに、フリースペースではグループ会社のカルチュア・エクスペリエンスが運営するおはぎ専門店「ohagi3」のおはぎを提供し、来場者と交流した。
同社によると、来場者からは「多岐に渡る事業展開の全体像がわかりやすく表現されている」や、「どのブースも真剣に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきた」など声があったという。
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