【アストラハウス】韓国文学『父のところに行ってきた』　4月18日発売！

マン・アジア文学賞受賞の名作 『母をお願い』の申京淑、待望の新作！

世界4 1カ国で2 5 0万部超え！ マン・アジア文学賞受賞の名作『母をお願い』の申京淑、待望の新作！！

《どこにも記録されぬまま、ちっぽけな埃のように消えていく、匿名の父。過酷な現代史の渦が残した傷を背負って生きてきた父に残されたものは、消滅寸前の肉体と、そして……》

主人公の「私」は中学生の一人娘を事故で失い、かたくなな心を持て余している孤独な女性作家。高齢の母がソウルの病院に入院したため、故郷に一人暮らしとなった父の世話を兄弟たちに頼まれ、老いた父に向き合う。

「アボジ（お父さん）」と呼びかける父は一九三三年生まれ。植民地期、朝鮮戦争、南北分断、軍事独裁、民主化抗争といった朝鮮半島の激動の時代を生きてきた。「苦難の時代を生きた人」……そんな「匿名の存在」でしかなかった父に、あらためて寄り添うことで「私」が見出す、「普遍の父」の人生の物語。

・商品属性 : 新刊
・商品形態 : 単行本

・ジャンル : 文芸

出版社 : アストラハウス

著者名 : 申京淑（シン・ギョンスク）

投稿日 :2024-03-11

ISBN : 978-4-908184-50-5

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