小学館は5月23日に定時株主総会並びに取締役会を開き、第86期決算書案と新役員体制を決めた。決算は総売上高が1087億7800万円、前期比0.3%増、経常利益48億6700万円、同33.3%減、当期利益21億4200万円、同65.2%の増収減益となった。
総売上の内訳は、出版売上が408億4600万円、同5.8%減、広告収入が96億6000万円、同4.1%増、デジタル収入が458億6700万円、同1.5%増、版権収入が124億500万円、同16.4%増。
出版売上のうち雑誌は135億8700万円、同10.6%減、コミックスは123億5900万円、同5.1%減、書籍は149億円、同1.5%減だった。
役員人事では沢辺伸政取締役が常務取締役に昇任、斎藤満、加藤睦美、嶋野智紀、鶴田祐一の3氏が取締役に、上坂真人氏が監査役に新任した。井手靖常務取締役と久保雅一取締役は退任。森万紀子取締役は退任し監査役に、廣野眞一監査役は退任し顧問に就任した。
〈新役員体制〉
取締役会長
相賀 昌宏
代表取締役社長
相賀 信宏
専務取締役全社統括補佐、第一・第二ブランドメディア局、ポスト・セブン局、文化事業局、出版局
海老原高明
常務取締役第一・第二・第三児童学習局、第一・第二・第三・第四コミック局
丸澤 滋
同社長室、総務局、編集総務局、経理局
福田 博章
同関係会社総括補佐、社長室
花塚久美子
同制作局、デジタル事業局、マーケティング局、広告局
林 正人
同クロスメディア事業局、ユニバーサルメディア事業局
(昇)沢辺 伸政
同第一・第二・第三児童学習局
佐上 靖之
同経理局 田中 敏隆
同第一・第二・第三・第四コミック局
大村 信
同社長室、総務局、編集総務局
岩重 正文
同第二ブランドメディア局
水野麻紀子
同第一ブランドメディア局
兵庫真帆子
同出版局 飯田 昌宏
同デジタル事業局、広告局
高橋 敦
同マーケティング局
矢崎恵里子
同文化事業局
小坂 真吾
同制作局 速水 健司
同クロスメディア事業局
(新)斎藤 満
同社長室、マーケティング局
(新)加藤 睦美
同ユニバーサルメディア事業局
(新)嶋野 智紀
同ポスト・セブン局
(新)鶴田 祐一
監査役 原本 茂
同 (新)森 万紀子
同 (新)上坂 真人
〈新任取締役略歴〉
斎藤満(さいとう・みつる)氏 1964年10月17日生まれ、88年早稲田大学法学部卒、小学館入社、小学四年生、97年コロコロコミックスデスク、2000年てれびくん副編集長、04年てれコロ・マルチ企画室編集長代理、05年てれコロ・マルチ企画室編集長、08年ドラえもん企画戦略室室長、12年ドラえもんルーム室長、児童・学習編集局プロデューサー、15年国際メディア事業局プロデューサー、18年国際メディア事業局チーフプロデューサー、22年クロスメディア事業局チーフプロデューサー
加藤睦美(かとう・むつみ)氏 1965年5月5日生まれ、89年慶應義塾大学文学部卒、91年小学館入社、CanCam、98年CanCamデスク、2000年Oggiデスク、03年PS副編集長、06年PS編集長、09年CanCam編集長、10年PS編集長、11年メディア戦略室編集長、13年Oggi編集長、女性誌編集局プロデューサー、18年デジタル事業局シニアマネージャー、20年マーケティング局シニアマネージャー、22年マーケティング局ゼネラルマネージャー
嶋野智紀(しまの・ともき)氏 1965年5月5日生まれ、88年早稲田大学教育学部卒、92年小学館入社、CanCam、99年プチセブンデスク、2000年プチセブン副編集長、03年CanCam副編集長、06年AneCan編集長代理、07年AneCan編集長、10年女性誌編集局プロデューサー兼CanCam編集長兼AneCan編集長、16年女性メディア局チーフプロデューサー、22年ユニバーサルメディア事業局チーフプロデューサー
鶴田祐一(つるた・ゆういち)氏 1971年9月29日生まれ、95年慶應義塾大学総合政策学部卒、小学館入社、女性セブン、2007年週刊ポストデスク、09年ポスト・新書戦略室デスク、10年新雑誌・書籍編集室デスク、新雑誌・書籍編集室副編集長、12年ニュースサイト・新雑誌編集室副編集長、16年NEWSポストセブン編集室編集長、20年ポスト・セブン局プロデューサー、22年ポスト・セブン局チーフプロデューサー
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