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トーハン×テラーノベル コミックレーベル「テラーコミックス」設立、小説共有プラットフォーム発のコミカライズ強化

左からトーハン・齊藤貴常務、テラーノベル・蜂谷宣人社長

 出版取次のトーハンは8月27日、小説共有プラットフォームを展開するテラーノベルと共同でコミックレーベル「テラーコミックス」を設立し、2024年度内に電子コミックの配信を開始すると発表した。

 レーベル作品の第一弾として、小説共有プラットフォーム「テラーノベル」発の人気作品から11タイトルをコミカライズし、電子コミックとして順次配信。コンテンツの創出と販売チャネルの拡大を目指す。

 共同プロジェクトは電子コミックのみならず、トーハンの出版社・書店ネットワークおよび書籍流通ビジネス基盤を活用した展開も見据えている。売行良好作品は紙版の出版も検討し、全国書店・コンビニエンスストア等への展開、映像化など多チャネル展開も視野に入れている。

トーハン・齊藤貴常務コメント

 トーハンでは、1億総クリエイター時代に対応した魅力あるコンテンツの創出と販売チャネルの拡大を目指しています。新たなIPコンテンツを生み出し、ヒットへと繋げていく主要なタッチポイントである「小説投稿サイト」で我々がいま絶大な信頼を寄せているのが「テラーノベル」です。
 テラーさんの強みは登録作家を80万人規模で抱えている事。この中から選りすぐりの作品をピックアップして、電子コミックとしてトーハンが配信していきます。
 第1回作品は『100回殺される私』という人気作品の配信を予定しており、この作品以外にも多数の良作をテラーノベルさんと共同で製作してまいります。人気が出た作品は紙コミックとして販売していきます。全国の書店、コンビニ、海外と販売チャネルを持つ我々の強みを生かして、電子と紙の両輪で展開していきます。
 最終的にはドラマ、映画などメディア化まで持っていきたいですね。

コミカライズ第1弾予定タイトル

『100回殺される私』(河本ほむら/武野光/東雲佑)
 https://teller.jp/se/20e2pqvis6es0-8389242397

『不可解な商品にまつわる議事録』(水谷健吾)
 https://teller.jp/se/31lr7u8uyyo7t-8454973867

『呪われた島』(木滝りま)
 https://teller.jp/se/3hv9fx1ywhznn-8461958266

『癖のある子供』(水谷健吾)
 https://teller.jp/se/176y27d6xyxl3-8473006882

『仮面夫婦』(mayan)
 https://teller.jp/se/2a4nhas95b3n9-8388696345

ほか6作品を予定

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