光文社文庫創刊40周年 「棚フェス」展開、累計7365点からおすすめ40書目を選定

　光文社は光文社文庫が9月に創刊40周年を迎えるのを記念して、全国約500書店の店頭でおすすめの40書目を中心とした同社文庫棚にある書目に「40周年帯」を巻き、拡材を使った「棚フェス」キャンペーンを実施する。

　おすすめの40書目は、書店員と同社社員が選定し、これら書目と赤川次郎、伊坂幸太郎、恩田陸、佐伯泰英、宮部みゆきといった著者のエッセイ「わたしと光文社文庫」を収録した小冊子を作成。「棚フェス」展開書店の店頭で配布する。40周年イメージキャラクターには、同社が刊行するムック『パンダ自身』の公式キャラクター「にじいろパンダルンルン」が就任した。

　同社はキャンペーン参加書店に「キャンペーン専用帯」「棚＆平台用POP」「棚飾り用マスキングテープ」「『にじいろパンダルンルン』オリジナルしおり」を送り、希望する書店には同社販売部員が出向いて既刊文庫の帯巻きおよび文庫棚の飾りつけを行う。フェア期間は同文庫発売日の9月11日から。

　また、特設サイトに開設する「ルンルンの読書マッチング診断」でおすすめの光文社文庫を確認すると、「ルンルンオリジナルグッズ」が抽選で400名に当たるプレゼントキャンペーンを実施。キャンペーンの第1回応募締切は12月31日、第2回応募締切は2025年4月30日。

　同文庫は1984年に創刊し、これまでエンターテインメント作品を中心に累計7365点を刊行してきた。創刊以来の売り上げ上位はトップが宮部みゆき『長い長い殺人』（1999年）、２位が西村京太郎『京都感情旅行殺人事件』（1984年）など。

光文社 文庫売上 上位20