『100にんのサンタクロース』(文溪堂)
【寄稿】大垣書店 イオンモールKYOTO店
1 0 0 人のサンタクロースが住む街で、100人の個性豊かなサンタクロースが、クリスマスに向けて、春、夏、秋と、着々と準備をしています。
作者は、今年で絵本作家デビュー20周年の谷口智則さん。愛らしく色とりどりのサンタたちと谷口さんの独特のタッチが楽しい絵本です。毎年とても人気が高く、クリスマスの大定番絵本です。
『ゆうびんやのくまさん』(福音館書店)
【寄稿】紀伊國屋書店 横浜店
クリスマスで浮き立つ町。ゆうびんやのくまさんはおしごとに大忙し。
クリスマスプレゼントの先にいる誰かの笑顔のために一つ一つのゆうびん物をそれはそれは大切に扱うくまさん。なんて素敵な姿でしょう。
そんなくまさんへのクリスマスプレゼントは、はてさて一体なんでしょうか?
それは読んでのお楽しみ。
『もういちどそのことを、』(クレヨンハウス)
【寄稿】クレヨンハウス 東京店 子どもの本売り場チーフ
2 0 2 4 年、オリンピックや、物価高騰、円安、米大統領選挙、地震など、世界中でさまざまなことがありました。ただ、大きな流れに翻弄され、日々の生活に必死になり、何か大事なことを見落としていませんか。
ことばにできない大切なものを感じ、ちいさなころには確かに知っていたことを、思い出させてくれる絵本です。
『まどからおくりもの』(偕成社)
【寄稿】八文字屋 商品部
毎年クリスマス絵本コーナーを立ち上げるたびに、たくさんある中から、思わず手に取ってしまいます。何度も読んでいるお話なのに、毎度楽しく読み返します。我が家の娘たちも大好きな一冊。おっちょこちょいであわてんぼうのサンタさんからのプレゼントに思わず笑顔がこぼれます。こんなサンタさん、我が家にもやってこないかな。
『サンタおじさんのいねむり』(偕成社)
【寄稿】文教堂 溝ノ口本店
イブの夜、プレゼントを届ける途中うっかり居眠りしてしまうサンタおじさん。このままでは朝までに間に合わな
い! 心配した森の動物たちがおじさんの代わりにプレゼントを配りにいく、そんなお話です。
サンタおじさんが食べるサンドイッチとコーヒーの美味しそうなことといったら。ひょっとすると今年のプレゼントは動物が届けてくれたのかも? と想像してみたり。心温まる楽しい絵本です。
『だれも知らないサンタの秘密』(あすなろ書房)
【寄稿】丸善 丸の内本店
サンタさんのことが隅から隅まで全てわかる、完全読本? お気に入りのページが人によって違うんじゃないかと言うくらい多岐にわたって描かれていて、クリスマスまでの期間はこの一冊でお腹いっぱいになれるボリューム感。子どもって、細かい設定が大好きよね。がぎゅうぎゅうに詰まった絵本です。
『うらがえしサンタ』(佼成出版社)
【寄稿】谷島屋 児童書バイヤー
おおらかでいつもニコニコ、子供たちのために一生懸命プレゼントを配ってくれる優しい存在のサンタさん。
ところがこの絵本に登場するサンタは、イメージの逆をいく、まさにうらがえしのサンタ。適当だし、やる気は無いし、自分の気持ちに正直すぎる破天荒サンタ。でも不思議と憎めないのです。こんなサンタさんがいたっていいかも!
『サンタさんは どうやって えんとつを おりるの?』(徳間書店)
【寄稿】有隣堂 店舗運営部仕入販促課
子どもの頃、きっと誰もが一度は思ったはず。
「サンタさんってどうやってお家に入ってくるんだろう?」「うちには『えんとつ』がないけど来てくれるのかな?」
サンタさん永遠の謎を真面目に、愉快に、想像力いっぱいに考えてみた。
結局のところ、最後の一言にすべてが凝縮されているのかもしれない。
コメント