ふたば書房山科駅前店コミック担当 新田いをりさん
ふたば書房山科駅前店はJR山科駅隣接の商業施設に入っており、多くの仕事帰り、学校帰りの方が来店されます。そのため学生からご年配の方まで幅広い年代に対応した棚作りが必要になっています。
中でもコミックの売り上げが高く、全体の20%を占めており、かなり力を入れています。まず新刊を置くスペースを大きく取り、鮮度の高い商品が目に付きやすくしています。出来るだけ面陳を増やし、インデックスを活用することでお客様が目的のものを見つけやすいように心掛けています。また、新しい作品が出た際には積極的に面陳出来るようにしています。
メディア化作品は棚とは別に独立したスペースを取り、目立つように大きく展開しています。コミックの売り場に来た方が一目見て「今アニメが放送しているやつだ」と分かるように。
最後に、新刊に限らないのですが、「面白いものを共有する」ことを意識しています。人気作品だけでなく、自分が「面白い」、「読んでもらいたい」と思ったものを積極的に推しています。
先日、長らく「地域の本屋さん」として愛されてきた近隣の書店が閉店されました。それに伴い客層が変化してきているので、対応した棚作りを心掛けていきたいと思っています。
売れ行き良好書(コミック)
『葬送のフリーレン』シリーズ(小学館)
『ニクバミホネギシミ』(新潮社)
『パンが焦げてもふたりなら』(オレンジページ)
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