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【PHP研究所】図書館流通センターで『松下幸之助選集』プレゼンテーション会 全国の現場向けにオンライン開催

『松下幸之助選集』プレゼンテーション会の様子

 PHP研究所は1月20日、東京・文京区の図書館流通センター(TRC)で『松下幸之助選集』プレゼンテーション会を開催した。TRCで定期的に開催されている勉強会の場を借りて、選集の概要や刊行の背景、配本や販売についてPHP研究所の各担当者が説明。全国の現場のTRC社員を中心に100人(リアル約20人、オンライン約80人)ほどが参加した。

 PHP研究所常務執行役員の永田貴之氏があいさつをしたのち、PHP研究所ビジネス・教養出版部の山口毅氏が『松下幸之助選集』の概要を紹介。選集は全9巻で、松下幸之助生誕130年を記念して企画され、シリーズのキャッチコピーは「仕事、人生—道をひらくヒントがここにある!〜経営のコツから心の持ち方まで、後世に遺すべき珠玉の名著集〜」と説明。選集刊行の背景と意義、および特徴を語った。

現代にも通じる松下幸之助の魅力や教えを解説した

 『松下幸之助選集』の体裁や予定価格の紹介ののち、各巻のテーマと発売時期も公表された。さらに、図書館への選集設置における6つのポイントとして、経営者自身の著作選集が初であると思われること、松下幸之助の考え方には普遍性があり長期的に参考にできること、経営の道しるべや人生のヒントが詰まっていて多くの人々の参考になること、平易な言葉で書かれており読みやすいこと、深掘りしたい場合は注釈や索引を活用できること、日本的経営について学べること、を挙げた。

 次に、PHP理念経営研究センターの渡邊祐介氏が「松下幸之助の行き方とは」をテーマに解説した。貧困・無学・家庭的不遇から成功者となったその人生やどんなリーダーであったのかを紹介。

 最後に全てのビジネスマンへのメッセージとして、松下幸之助が選集に思いを託すなら「皆さんこれを読んで、成功してくれなはれや」と語るであろうと締めくくった。さらに外商普及部部長下宮氏からは発刊スケジュールや全巻予約キャンペーンの概要、読者層や概要の説明がされた。

 各巻のテーマと発売時期

 ▽1巻【指導者】指導者の条件/決断の経営(2025年1月発売)

 ▽2巻【半生の記録】私の行き方 考え方(25年1月発売)

 ▽3巻【経営の心得 実践経営哲学/経営のコツここなりと気づいた価値百万両/経営心得帖(25年4月予定)

 ▽4巻【人生と仕事の心得】商売心得帖/社員心得帖/人生心得帖(25年4月予定)

 ▽5巻【人を育てる】事業人なり/人を活かす経営(25年6月予定)

 ▽6巻【人間論】人間を考える/日本と日本人について(25年8月予定)

 ▽7巻【初期著作】仕事の夢 暮しの夢/物の見方 考え方(25年10月予定)

 ▽8巻【心と縁】素直な心になるために/縁、この不思議なるもの(25年12月予定)

 ▽9巻【政治・国家経営】遺論・繁栄の哲学(26年2月予定)。

 定価は各巻3300円、全9巻セットは2万9800円(いずれも税抜)。3月末まで全巻予約特典として『道をひらく』豆本(先着500個限定)をプレゼント中。

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