一般社団法人出版梓会は、第39回「梓会出版文化賞」の応募を受け付けている。対象は「原則として5年以上継続して出版活動を行っている出版社」で、2022年7月1日から23年6月30日までの期間内に出版された新刊書籍(翻訳・全集も含む)を選考の基準とする。応募締切は8月1日。
「梓会出版文化賞」は、人文・社会・自然科学・文学・ビジネス・児童・実用などさまざまな領域で個性的な活動を続ける出版社を顕彰する目的で、1984年に創設された。2004年の第20回からは書評欄を常設する新聞社・通信社が選考する「新聞社学芸文化賞」も設けている。
今年度の「梓会出版文化賞」と「梓会出版文化賞特別賞」の選考は、斎藤美奈子氏に代わって新たにルボライターでイラストレーターの内澤旬子氏が加わり、五十嵐太郎、小野正嗣、加藤陽子、竹内薫の5氏が選考する。出版社からの自薦もしくは他薦による図書を基礎資料として、選考委員会で審査する。
応募は、出版梓会のホームページから応募用紙をダウンロードして、メールまたは郵送で送る。なお、賞の発表は今年11月13日を予定している。
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