日本出版取次協会は9月12日、JR貨物一時停止に伴う出版配送の状況について発表した。9 月13日の配送が中止となったのは、北海道札幌エリア・道央エリア(苫小牧ほか)、広島県(福山エリア以外)、山口県、 福岡県、長崎県、鹿児島県。
日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)は9月10日、同社3箇所の車両所で輪軸組立作業時に、検査のデータを不正改ざんしていたことが判明したと公表。不正があったのは北海道支社輪西車両所、関東支社川崎車両所、関西支社広島車両所。同社は9月11日から一時的に全車両の運行を停止し、検査を行っている。
問題ない車両から順次運行再開としているが、出版物を載せたコンテナにも遅れが出ており、配送に影響が及んだ。 配送を中止したエリアの荷物は、9月14日以降に配送する。JR貨物の運行状況によっては、さらに遅れる可能性があるとしている。
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