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【PubteX】RFIDタグで出版流通を可視化、書籍トレーサビリティシステム「BOOKTRAIL」商用サービス開始

 PubteXは1月29日、書籍トレーサビリティシステム「BOOKTRAIL」の商用サービス開始を発表した。「BOOKTRAIL」は個体識別が可能となるRFIDタグを書籍に装着し、出版物の流通状態を可視化するシステム。

 書店向けと出版社向けの機能をリリースし、「BOOKTRAIL」導入店舗に配本された書籍の所在、移動履歴、在庫状況などをリアルタイムに把握することができる。店頭在庫や販売条件の管理、棚卸の効率化や棚出しの最適化、万引き防止等の書店オペレーション・収益改善を目指す。

 PubteXは「書店で本を選ぶ楽しみを次の世代へ伝えていく」をミッションに、丸紅と講談社、小学館、集英社が出資して2022年3月に設立。23年8月からはRFIDタグの新刊コミックなどへの装着を開始。続いて書店でのRFID活用に向けたトレーサビリティシステムのパイロット導入を大垣書店(京都市)と有隣堂(横浜市)などの店舗で進めてきた。

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