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今年もBOOK MEETS NEXT 2025

「ブックカバーカプセル」など実施

 出版文化産業振興財団(JPIC)は4月30日、今年の10月25日から11月23日に実施するB O O K M E E T SNEXT 2025「秋の読書推進月間」に関する説明会を、東京・千代田区の出版クラブで開催した。
 昨年のBOOK MEETS NEXTでは、オープニングイベント、TOKYOBOOK NIGHT、地域イベントなど101企画を実施。全国の書店で開催する。
「イベント一覧」を掲載したランディングページには、3104書店のイベント7182企画を掲載した。
 今年も、企画を立案し、運営を行うプロデューサーを公募する制度を継続。TOKYO BOOK NIGHT、地域イベントの企画・運営を行うプロデューサーを募集する。
 また、新たな試みとして、参加書店のオリジナルブックカバーをカプセルトイとして販売する「ブックカバーカプセル」も実施する。取引条件は買切りで、店頭販売価格は400円(税込)。
 提供されるカプセルトイには、自社・自店以外のブックカバーカプセルが均等に含まれる。
 なお、カプセルトイを販売する機器は1台あたり期間中2万円での貸し出し、もしくは価格4万5000円で販売する(いずれも税別)。
 そのほか、書店が3000円で参加できる「最強王図鑑」シリーズ(Gakken)を対象とした書店有料型の店頭フェア企画や、店頭飾り付けコンクール等の出版社特別企画、「本の日」ブックカバー大賞なども実施するほか、読書会開催の補助や、「本の日」記念イベント助成金獲得企画として10月11日から12月15日の期間に行う店頭イベントへの上限5万円の助成金を予定。「秋の読者還元祭」について日本書店商業組合連合会(日書連)と企画内容を検討している。
 企画説明会で、運営委員長を務める紀伊國屋書店・高井昌史代表取締役会長は、BOOK MEETS NEXTの活動内容などに触れたうえで、11月5・6日に開催するTOKYO RIGHTSMEETING 2025について「その先にある国際ブックフェアの復活が目標」と語った。
 実行委員長を務めるJPIC・近藤敏貴理事長(トーハン会長)も、TOKYORIGHTS MEETINGは「B to Cで多くの読者を招き、本を販売することも国際ブックフェアの流れで、子どもたちがそこで本をたくさん買うことが、将来的に読書人口を増やすことにつながる」と話した。

高井運営委員長
近藤実行委員長

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