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双葉社 書店向け特製什器を提供 「クレヨンしんちゃん」ブランド強化へ

映画に合わせたデザインで作られた「クレヨンしんちゃん」特製什器
イラストパネルを外せば別のイラストで展示可能

 双葉社は、8月4日に公開予定の映画『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』に合わせて、書店向けの特製什器セットを提供し始めた。

 特製什器は、映画に合わせてキャラクターやストーリーをモチーフにしたデザインで、コミックス、書籍、DVDなどのクレヨンしんちゃん関連商品をまとめて展示できる。同社はセットを申し込んだ書店にはシールやメモ帳などのノベルティのほかに、希望する店舗に「クレヨンしんちゃん」着ぐるみの貸出しも提供する。また、同社は全国4会場で映画の試写会を行い、来場の約100人の書店関係者に案内したことも奏功し、当初の目標であった200セットを超え、累計で250セットが完売した。

 また、映画の公開にあわせて、コミックス、ノベライズ、DVDなども発売になるが、アニメからクレヨンしんちゃんのファンになる読者が増えるなか、同社の初の試みとして、劇場版やアニメの原作エピソードをまとめた「ザ・ファースト・オリジン TVアニメ&映画化エピソード集」も新たに刊行。アニメファンに原作の魅力も伝えつつ、クレヨンしんちゃんの人気をさらに拡大していく。同社第三営業部の谷藤甫部長は「什器の導入をきっかけに、社内で関連商品を企画するなど、より一層クレヨンしんちゃんブランドを書店で確立していきたい」と話す。

売り場集約で同時購入図る

 同社は今まで「クレヨンしんちゃん」シリーズをコミックス、学習参考書、DVDなど様々なメディアで展開してきたが、いずれも30代~40代の男女がメインの購買層である一方、書店の売り場ではジャンルごとに置かれていることから、同時購入に至らないケースも多かったという。特に原作コミックスは判型が大きいことから、コミック売り場の奥の棚で展開することが多く、来店客の目に届きにくかった。

 今回の特製什器は、店内の関連商品を1カ所に集約することで、普段「クレヨンしんちゃん」の学習参考書や児童書の読者に対し、原作コミックスの存在感を示す。谷藤部長は「原作コミックスのファンには学参をはじめ、関連商品を知ってもらいたいし、アニメでファンになった方にも原作を知ってほしい。初の3D映画に合わせた特製什器の展開を端緒に、当社として他社のキャラクターコンテンツに負けないIPにしていく」と「クレヨンしんちゃん」のブランド力をさらに向上させる狙いを語る。

 なお、什器のイラストパネルは差し替え可能とし、映画終了後も展開可能な仕様になっている。谷藤部長は「年間通して店頭で展開してもらえるように、イラストを定期的に変えるパネルを案内するなどメンテナンスする予定」と書店での定着を目指す。

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