京都の魅力をつめ込んだミステリー
NetGalleyに寄せられたレビューを一挙紹介!
このたびはNetGalley様で物語を読んでくださった皆様、そしてレビューを投稿してくださった皆様、誠にありがとうございます。レビューの中でも多くの方に触れていただいている情景描写は、私が力を注いでいる部分のひとつでもあります。
できるだけ自身の五感を通して得た印象をそのまま読者様にも感じていただけるように、色彩や光の印象、温度、空気、香り、そういった感覚を大切にしています。本作を通して実際に京都を歩いているような旅行気分を味わっていただけると嬉しいです。すでに読まれた方も、これから手に取っていただく方も、書籍版では京都の美しさや奥ゆかしさをよりいっそう優しく仕上げておりますので、どうぞお楽しみくださいませ。(泉坂光輝)
Reviews
レビュアー 加藤 誠一
京都弁の探偵壱弥が読むワーズワースの詩に、小川から鴨川へ流れる言葉の調べが見えるようだ。そんなことがサラッと自然にできる。つまりこの男はイケメンである。
レビュアー 杉浦 規仁
依頼者だけでなく、主人公ふたりにも、本当に取り戻したいものがある…一見いけずに見える探偵とその探偵を支える助手。そんなふたりの関係も微笑ましい。
レビュアー 中嶋 桃子
きらきらと描かれる夏の京都を舞台に、依頼者たちは探し物そのものより大事なものを見つけていく。まるで宝石みたいな小説だ。
レビュアー 橋本 玲子
物語を読み進むにつれ、美しい京都の風景が目に浮かぶ。初夏の京都を訪れたくなる、爽やかでほろ苦い物語。
未来屋書店新浦安店 中村
その時、その瞬間に感じた思い、願い、絆は失われない。失くしてしまったものを慈しむように思いを馳せるような、とても優しい気持ちになれる物語だ。
明林堂書店南宮崎店 河野 邦広
描かれる京都の街並みは、自然と馴染んでいくよう。出てくる食べ物、スイーツも親しみやすく、生活の中の上品さを感じさせてくれる。
レビュアー 福島 明子
最大の魅力は、探偵壱弥の人物像。彼は「カッコつけないカッコイイ男」なのだ。この壱弥の魅力にハマる人は、私だけではないはずだ。
レビュアー M.T.
少し切なく、寂しく感じた先にも光が見え、優しい言葉、美しい言葉に癒され、京都の魅力や雰囲気もたっぷり味わえました。
宮脇書店ゆめモール下関店 吉井 めぐみ
読んでる最中は京都を歩いてるような気がする。この作品の空気感がすごく好きです。もっともっと作品に入り込みたい気分。
伊吉書院盛岡サンサ店 伊藤 大樹
京都の日常をそのまま切り取ったような描写や、ラストの主人公たちの心情など、とにかく「人の温度」を感じられる作品。
レビュー全文はNetGalleyで掲載中!
コメント