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文喫×et seq.の“文学を纏うネイル” 京極夏彦『鵼の碑』モチーフの新色が製作決定、「文喫 六本木」で事前予約スタート

 本屋「文喫」は文学作品をモチーフにした台湾のネイルブランド「et seq.」(エ セク)とコラボレーションし、京極夏彦氏の小説「百鬼夜行」シリーズの羽根ペンネイルポリッシュを販売している。このほど、講談社から刊行された最新作『鵼の碑』の新色が製作決定。9月28日から「文喫 六本木」オンラインストアで事前予約の受付を開始した。

 「et seq.」は台湾のデザイナーによる、文学をテーマにした羽根ペンネイルブランド。“文学を纏うネイル”は、作品内に登場する人物の言葉へのこだわりや完成された美学を「自分自身の身に纏うネイルという形で表現したい」という想いが込められている。

 日本出版販売株式会社と株式会社ひらくが運営する本屋「文喫」は8月1日、京極氏の「百鬼夜行」シリーズの中から『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』の5作品をもとにした羽根ペンネイルポリッシュを展開。オンラインストアで予約販売を開始したところ、翌日に全色セットが完売。発売から1カ月で約5000本を販売し、注目が集まった。

 9月14日に「百鬼夜行」シリーズ最新作、17年ぶりの書き下ろし長編となる『鵼の碑』が講談社から発売されると、大きな話題を呼んだ。今回、新刊発売をきっかけに『鵼の碑』の世界観を表現した新色の追加製作が決定。価格は1580円(税込)、11月8日以降に順次発送予定。店頭発売も11月8日を予定している。

京極夏彦「百鬼夜行」シリーズ『鵼の碑』

『鵼の碑』をモチーフにした新色は、さまざまな想いを飲み込み受け入れたような深い瑠璃色に、朱い偏光を纏わせた奥行きを感じる色合い。作品から掬い取った「虚実の揺らめき」「交じりながらも混じることはないもの」「光」といった要素から色と言葉を紡いでいる。

カラー:朱く揺らめく偏光の奥に、深く沈む真実の瑠璃色
価格:1,580円(税込)
内容量:10ml
本体サイズ:L15cm × W4.5cm × D2.8cm
予約販売:9月28日(木)「文喫 六本木」オンラインストアで予約開始
店頭発売:2023年11月8日(水)発売予定
オンラインストア:「文喫 六本木」
 ※オンラインストアでの購入は別途送料。
 ※文喫 福岡天神オンラインストアは11月8日(水)以降に購入可能。

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