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【マイクロマガジン社】木爾チレン『夏の匂いがする』12月20日発売、初期短編五篇を収録

木爾チレン『夏の匂いがする』
定価:1815円/発売日:2024年12月20日

 マイクロマガジン社は12月20日、木爾チレンさんの初期作品集『夏の匂いがする』を発売する。著者自らそれぞれの作品にコメントを書き下ろしたファン必携の一冊。第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞した「溶けたらしぼんだ。」の改稿を含む、初期短編五篇が収録されている。

 書店での購入特典として「未来屋書店」「大垣書店」「書泉・芳林堂書店」「NICリテールズ」ごとにデザインが異なるオリジナルポストカードを1枚プレゼントする。

 木爾チレンさんは「この作品集には、これまでの人生で大切にしてきた感情が詰まっていて、読み返すと、私はいつでも少女だったあの頃の最も美しかった夏に帰れる。誰にとっても、そんな特別な記憶のような一冊になってくれたらうれしい」とコメントを寄せている。


木爾チレン『夏の匂いがする』

【あらすじ】
恋とも友情とも言えない同性に強く焦がれる気持ちを描く、

少女たちのひと夏の物語――。

「制服を着ているときにしか聴こえない夏の音や、大人にも子供にも見えない夏の映像を、私たちはちゃんと日々感じながら生きていた。」
――瑠璃色を着ていた

「ねえ白、人はみんな、半分で生まれてくるのかもしれない。そしてその半分を、必死で埋めようとしている。」
――植物姉妹

【目次】
瑠璃色を着ていた
植物姉妹
りかちゃんといづみちゃん
溶けたらしぼんだ
夏の匂いがする

著者:木爾チレン(きな・ちれん)
 短編小説『溶けたらしぼんだ。』で第9回『女による女のためのR-18文学賞』優秀賞を受賞し、2012年『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)で単行本デビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆。
 2024年『二人一組になってください』(双葉社)が大ヒット。他の作品に『みんな蛍を殺したかった』(二見書房)『神に愛されていた』(実業之日本社)などがある。

写真家:岩倉しおり(いわくら・しおり)
 香川県出身。写真家 おもにフィルムカメラを中心に自然や人物を切り取る。自身のインスタグラムはフォロワー数が21万人を超えるほどの人気。CDジャケットや書籍のカバー、広告写真などを手掛ける。

イラストレーター:有村佳奈(ありむら・かな)
 鹿児島出身。画家。ウサギの仮面をつけた女性をモチーフにした絵を描き『現代を生きる乙女』の表現に取り組む。近年、パリ・台北と国内外で展覧会を行い、活躍の幅を広げている。装画や広告のイラストも手掛ける。

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