日本出版取次協会(取協)と日本雑誌協会(雑協)は10月28日、2023年度の「年間発売日カレンダー」を発表した。「年間稼働日」は254日間、「土曜休配日」は年37回、「完全土曜休配(輸送会社の集荷作業なし)」は22年度より6回増の年25回とした。
22年度に実現した「週5日以内稼働」を継続することを柱に、日本書店商業組合連合会とも十分に意見交換を行った結果、年度はじめの売上面を考慮して、繁忙期に当たる4月の第1週土曜日を稼働日とした。 また、「完全土曜休配」 については、19日から6日増の年25日となり、「出版物流を支えてくださる方々の休暇取得の促進に、さらに寄与できる」としている。
今後も、「両団体で商品の鮮度と売上を最大限に考え、そのうえで流通にも配慮した、発売日にまつわる根本的な考え方を各方面と議論し、効果的な輸送計画、業量平準化などを引き続き検討していく」としている。
2023年度「年間発売日カレンダー」は表の通り。
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