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アワード・文学賞

ポプラ社 「角野栄子あたらしい童話大賞」 プロ・アマ問わず作品募集 5月31日まで

 ポプラ社はこのほど、幼年童話の新たな書き手を発掘することを目的に、「角野栄子あたらしい童話大賞」を創設した。応募の条件は「商業出版未発表作品」のみで、プロ・アマ問わず幅広い人たちから作品を募集している。締め切りは5月31日まで。審査委員長を児童文学作家の角野栄子さんが、特別審査員を児童書作家の原ゆたかさんが務める。

 同賞は、従来のイメージにとらわれず5~8歳の子どもたちを夢中にさせる作品を募集。文章のみの作品に加え、イラストなどグラフィック表現を含む作品も対象とする。

 参加資格はプロ・アマ問わず、すでに作家デビューしている人はもちろん、ゲームやアニメーション、アート、映像業界など子ども向け作品に異業種で関わる人、クリエイターを目指す学生らにも広く参加を呼びかけている。

 発表は9月末を予定。大賞賞金は50万円。受賞者には担当編集者がつき、幼年向けの児童書の刊行を目指す。

 児童書作家の原さんはイラストレーターとして活躍したのち、1987年に『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』で作家に転身した経歴を持っている。今後、「クリエイター応援コンテンツ」として、角野さんと原さんによるスペシャル対談の模様などを特設サイトで公開する。

「角野栄子あたらしい童話大賞」特設サイト=https://www.poplar.co.jp/award/kadonoeiko/

「角野栄子あたらしい童話大賞」クリエイター応援コンテンツスペシャル対談の様子(写真は同社提供)

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