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【日経BP】『自分の親に読んでほしかった本』ビジネスパーソンに支持され育児・教育書が好調

 日経BPが10月18日搬入で発行した『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』が13刷9万5000部に達し、発売から半年が経過してもなお、増刷を繰り返すなど好調に推移している。

 初版部数5500部でスタートしたが、12月上旬に子育て中の母親によるX(旧ツイッター)で、「全毒親持ちにオススメ」と紹介されたことを機に売上が加速し、立て続けに同月中に5回にわたり増刷。その後も月2~3回のペースで増刷を繰り返し、4月12日に13刷目を増刷した。

 育児・教育書でありながらビジネスパーソンからの反響が大きく、丸善丸の内本店、紀伊國屋書店新宿本店、同梅田本店、丸善日本橋店と、ビジネス書と同様の順位で各旗艦店が売り上げ上位を占める。一方、ブックファーストアトレ吉祥寺店や二子玉川蔦屋家電、紀伊國屋書店流山おおたかの森店、三省堂書店経堂店などの商圏所得の高いエリアでの店舗でも好調だという。

年内に15万部を目指す

 同書は英国の心理療法士による著作で、世界46カ国で刊行され、累計で200万部のベストセラー。多くの親子関係の問題に向き合い続けてきた著者が、よりよい親子関係を築くための秘訣を、様々な親子の実例をもとにわかりやすく解説している。「単純明快な子育てマニュアル」ではなく、親が自分自身の子ども時代を振り返り、自分の親との関係に向き合うことの大切さや、子ども、ひいては親自身の感情を受け止めることの意義を説く。読者からは「親子関係のバイブル」、「親子関係だけでなく人間関係全般にも役立つ」「この本を読んで悩むことも正解の一つ」などの感想が寄せられている。

 10万部に迫る勢いで売れている同書だが、新聞広告を中心に広告宣伝を強化するとともに、店頭展開をさらに拡大すべく、年内15万部をターゲットに、今後も増刷を続ける意向だ。

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