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第10回「料理レシピ本大賞」授賞式を開催 まるみキッチン『やる気1%ごはん』が大賞に

 料理レシピ本大賞実行委員会は9月12日、「第10回料理レシピ本大賞in Japan」の発表会で受賞作品を発表した。同発表会は昨年に引き続き、ライブ配信と並行する形で、東京・中央区の朝日新聞東京本社新館2階「浜離宮朝日ホール」で開催された。

 料理部門の大賞にはまるみキッチン著『やる気1%ごはん』(KADOKAWA)、準大賞にJA全農広報部編『JA全農広報部にきいた、世界一美味しい野菜の食べ方』(KADOKAWA)が選ばれた。お菓子部門の大賞は、江口和明著『とんでもないお菓子作り』(ワニブックス)、準大賞に若山曜子著『おやつ 誰でもぱぱっと作れる定番レシピ』(マガジンハウス)が受賞。

 また、同賞の10周年を記念し、その年のニュースや世相が反映されたキーワードを考慮し、料理レシピ本コーナーの盛り上げにつながるような著者・本を顕彰する「ニュースなレシピ賞」が新設された。同賞に地球の歩き方編『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』(Gakken)と笠原将弘著『笠原将弘の毎朝父さん弁当』(KADOKAWA)の2作品が受賞した。同委員会は同日から全国の書店で、「料理レシピ本大賞 受賞作品フェアキャンペーン」も開催する。

 なお、同賞の初の試みとして、noteとのコラボ企画「#このレシピが好き with 料理レシピ本大賞」も実施した。料理レシピ本大賞の一次選考を通過した本を対象に、好きな料理本のお気に入りのレシピなどをハッシュタグをつけた記事をnote上で投稿を募った。

 同賞は「料理レシピ本の書籍としての指標を示し、また魅力をアピールし、その価値を広く浸透させること」を目的として、2014年に創設。10回目の開催となる今回は総エントリー数134点の中から各賞を決定。計13作品が入賞した。受賞作品は次の通り。

▽料理部門

大賞『やる気1%ごはん』 まるみキッチン 著/KADOKAWA
準大賞『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』 JA全農広報部 編/KADOKAWA
入賞『リュウジ式至高のレシピ2』 リュウジ 著/ライツ社
入賞『毎日おにぎり365日 日々おにぎり』 ゆこ 著/自由国民社
入賞『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』 笠原将弘 著/主婦の友社

 

▽ジャンル賞

こどもの本賞『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』 料理:吉永麻衣子  原作:柴田ケイコ/主婦の友社
エッセイ賞『10品を繰り返し作りましょう』 ウー・ウェン 著/大和書房
コミック賞『疲れた人に夜食を届ける出前店 』 中山有香里 著/KADOKAWA

 

▽特別部門

プロの選んだレシピ賞『ミニマル料理 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85』 稲田俊輔 著/柴田書店
ニュースなレシピ賞『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』 笠原将弘/KADOKAWA『地球のかじり方 世界のレシピBOOK』 地球の歩き方編集室・監修/佐藤わか子・料理/Gakken

 

▽お菓子部門

大賞『とんでもないお菓子作り』 江口和明 著/ワニブックス
準大賞『はじめまして、おやつ 誰でもぱぱっと作れる定番レシピ』 若山曜子 著/マガジンハウス

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